海外旅行に三脚を!インスタで人気「沈黙と孤独」風セルフィーの撮り方


Adobeが発表した「2018年の写真・動画トレンド」の一つに「沈黙と孤独」というテーマがあります。

情報や物であふれる現代、都会の喧騒を離れて自然の中でゆっくり過ごしたいと思う人々の願望が表れています。

誰からも邪魔されない静かな時間と空間は、まさに忙しい現代人が求めている物です。

「沈黙と孤独」を表す5つの具体的な情景イメージ例

  • 日曜日の朝、早起きをして川辺でヨガをしてリラックスする
  • 就寝前にベッドで読書をする
  • 眺めの良い山頂で一杯のコーヒーを飲む
  • 誰もいない大自然をランニング
  • 月が輝く砂漠の真ん中でテント宿をする

などなど…

そんな現代人の願望をビジュアル化した写真はインスタ等のSNSで人気の傾向にあります。

それらの写真には3つの共通ポイントがあります。

  • 被写体となる対象者以外は存在しない世界
  • 非日常的な大自然
  • シンプル

朝日や夕暮れなど、マジックアワーに撮られることも多いです。

ということで、今回はそんな人気トレンドの「沈黙と孤独」を誰でも撮影できる方法をご紹介します。

まずは写真を見る側の立場にたって考えてみる

ポイントは写真に写っている”人”が写真を見ている人自身に投影できるかが重要です。

他人は顔などがハッキリ写っていると人は”自分ごと”として捉えられません。

写真の世界観を一緒に共感してもらうために、顔が大きく写ってる写真よりは、人物がシルエットであったり、撮影者又はモデルの後ろ姿であたりと風景に溶け込んで撮影しているケースが多いです。

そして、最も重要なのがロケーションです。
週末に車や電車を使って大自然に飛び込むのも良いでしょうし、日本にはない景色を求めて海外を旅するのも良いです。

絶好のロケーションに出会えても、静寂や沈黙、孤独という世界観を表現するために、雑多な人の気配を消す必要があります。

なるべく画面内に余計なものは写さないで、極力シンプルな画面構成を心がけてます。

インスタで200以上いいねがついた撮影サンプル

一般の人はどういった写真に対して良いなと感じるか、定量的に判断するために、僕のインスタでいいねが200以上ついた写真をご紹介します。

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僕は世界一周で出会った現地の人々も撮影してアップしていますが、人物写真より、やはり壮大な風景写真の方がいいねが沢山集まります。

さらには、その写真のカラーも重要な要素です。

  • エメラルドグリーンの南国の海
  • 夕日や朝日で黄金色に輝いてる景色
  • マジックアワー時の雪山

ロケーション、時間帯、被写体の3つの要素を合わせるのは大変難しいですが、だからこそやりがいもあります。

自撮り撮影に費用な機材

カメラ

おすすめはデジタル一眼レフカメラです。
デジタルカメラでも可能ですし、GoPro HERO6やRICOH THETAなんかも僕は使っています。

最近だと「Insta360」という360度カメラも気にます。
ドローンとかにも取り付けられるので、すごい映像が撮影できそう…。

カメラ側の機能としてはスマホとwi-fiで接続して、スマホの画面を見ながらシャッターが切れるタイプがおすすめです。
僕の世界一周中のメインカメラはSonyのをサブにGR2使っています。
上記の写真は僕が世界一周中の持ってきているすべてのカメラとレンズ一式です。
(機材は滞在先のインドで撮影しました)

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レンズ(焦点距離)

三脚が設置できる場所や撮りたいイメージによって焦点距離は変わるので、基本的に35mm換算で24-105mm域のズームレンズが便利です。

三脚と被写体の距離を十分離せられるシーンでは85mm以上の中望遠レンズで撮影すると圧縮効果も相まって、面白い画が撮れます。

画角別のイメージの違い

画角でどれだけ印象が変わるのか見てみましょう。
※違う日に撮影しているため、10mm、18mmと70mm〜135mmにおいて、三脚と人物のポジションが違うため参考程度にみてください。

10mm

10mm(APS-Cサイズ)

18mm

18mm(APS-Cサイズ)

70mm

70mm(APS-Cサイズ)

100mm

100mm(APS-Cサイズ)

135mm

135mm(APS-Cサイズ)

三脚

ライトカーボンE54

旅用の三脚なので、あまり重いタイプのものは持ち運びが疲れますので、小型〜中型で軽量タイプのものがおすすめです。
だからと言ってゴリラポッドや超小型三脚では、使用できる用途が限られるのでおすすめしません。

僕は世界一周用の三脚としてSLIKの「ライトカーボンE54」という三脚を使っています。
重量はわずか870gかつ4段と非常に軽量&コンパクトです。
19mmパイプ径で最大積載量は1.5Kgまで耐えられますので、中型クラスの一眼レフやミラーレスに最適です。
折りたたむと468mm、伸ばすと最大1500mmと旅用には丁度いいスペックです。

価格もカーボン三脚ながら2万円という値段もコスパよしです。
10回以上飛行機の預け荷物として運搬していますが壊れずに頑丈です。

SLIK「ライトカーボンE54」レビュー

とても軽くて取り回しも良くて本当にこのSLIK「ライトカーボンE54」は気に入っています。
今ではなくてはならない存在です。
三脚は多少高くても良いものを買ったほうが後々後悔ないです。

ライトカーボンE54

ライトカーボンE54

ライトカーボンE54の一番高くした状態

ライトカーボンE54の一番高くした状態。
さすがに風が強いときは少し怖いですが、いままで一度も煽られて転倒したことはありません。

ライトカーボンE54の自由雲台

ライトカーボンE54の自由雲台。
毎回、台座を固定するためにネジを締めるのが少し面倒ですが、とても便利です。

ライトカーボンE54の一番低く開閉した状態

ライトカーボンE54の一番低く開閉した状態。
あまり使うシーンはありませんが、かなり低くできます。

ライトカーボンE54の接合部分アップ

ライトカーボンE54の接合部分アップ。
折りたたみ操作も簡単ですぐに開閉できます。

ライトカーボンE54のネジアップ

ライトカーボンE54のネジアップ。
ちょっと頼りないように見えますが、耐久性に問題はありません。

スマホ

iPhoneでもアンドロイドでもカメラとWi-fi接続できて、リモート撮影できるアプリが使用できれば機種はなんでも大丈夫です。

具体的な「沈黙と孤独」風の自撮り方法

[ステップ1]ロケーションを決めて、機材をセッティングする

写真として撮影する背景やその範囲、自分のポジションと人の三脚の位置を決めて設置します。
三脚を立てる前に、カメラのファインダーを実際にのぞいて、撮影時のイメージを膨らませると、三脚セッティングのやり直しをする必要がないです。

また三脚をセッティングするポジションは他人の邪魔にならない場所かつ、安定した場所が望ましいです。
撮影時は三脚から離れるので、人が不意に三脚にぶつかって転倒してカメラやレンズが壊れないためでもあります。

カメラにズームレンズをセットしたらファインダーを通して最適な画角を決めます。

三脚と被写体のセッティング

最も美しい部分だけ切り取るなら中望遠にしても良いですし、広がりのある景色を撮りたければ、広角域にしても良いです。

上の参考写真の三脚位置で、赤丸の範囲を100mmで撮影すると下のような写真が撮影できます。

135mm

f値は被写体も背景もピントが合ってる写真が良ければ、画質が低下しない範囲(F13前後)で絞ります。

カメラとスマホのWi-fiをオンにしてリモート撮影のテストショットをしてステップ1は完了です。
Wi-fiオン状態だとカメラ側のバッテリー消費が激しいので、補助でモバイルバッテリーを接続しておきます。
※高温の屋外では発熱に要注意です!

スマホから撮影する場合は、タイマー撮影モードにします。
僕はタイマーを2秒で設定して瞬間的にスマホをポケットに入れたり、見えない所に隠し、写真に写らないように気を使っています…笑

[ステップ2]スマホを見ながら、自分のポジション、ポージングを決める

カメラや三脚のセッティングが完了したら、次は自分自身のポジションを決めます。
なるべく周りに人がいない場所を選びます。
理由は3つす。

  • 人に迷惑をかけないため。
  • 沈黙と孤独というテーマから、自分以外の人をなるべく撮影しないため。
  • 人の往来がある場所だと、待ったりしなければいけないので非常に時間がかかるため。

ポジションが決まったらポージングを色々と試します。
ヨガのポーズをとってみたり、寝転んでみたり、走ってみたり、ポージングを変えて、そのシチュエーションにあった自分だけの表現を追求しても面白いです。

寝転んだポーズでセルフィー

ピピ島の海をバックにセルフィー

スマホの画面を見ながら構図を確認したり、ピント調整ができるのは、とてもメリットが大きいです。
他人にカメラを渡して撮ってもらうと、その人のセンスやスキルに依存します。
もしイマイチな写真だったとしても、何度もお願いする訳にはいきません。
この方法なら自分が納得いくまで何度でも撮影できます。

[ステップ3]画角やF値を変えながら可能な限りたくさん撮る

頭の中で考えるだけでなく、ステップ2である程度、実際にポジションやポージングを突き詰めていくと徐々に最終的に撮影したいイメージが固まっていきます。
最後は画角やF値など最適な設定を追求して、何枚も撮影しましょう。

どうしてもカメラの小さな液晶モニタでは細かく細部まで確認できないので、ある程度の数を撮っておいた方が後から選択肢も増えてベストショット率が高まります。
後からパソコンで確認すると、風で乱れた髪など細かな部分が気になるものです。

他人が写り込んできた失敗ショット

絶景スポットには自分以外の人も大勢います。
どうしても人が写り込んでしまう時がありますので、どうしても人が集まってきた場合は、場所を譲ることも必要ですね。

[あとがき]世界一周に必要なのは三脚か?ドローンか?

Mavic airドローン

正直、ギリギリまで世界一周に三脚かドローン(Mavic Pro)、どちらを持っていくべきか迷いました。

そして最終的に三脚を選びました。

ドローンも本当は持って行きたかったのですが、さすがに重量オーバーです。
ドローンを世界一周に持って行かなかった理由はいくつかあります。

まず一番の理由は他人に危害・迷惑をかける可能性が三脚に比べて高い事です。

さらに飛行機の持ち込みトラブル回避、国や場所によっては許可が必要だったりと、ドローン飛行が数年前に比べて環境的に厳しくなりました。

あとは、自分は何を撮りたいのか?世界一周が終わって何年、何十年経った時に見たい写真(映像)はどんなものか?
を考えた時に、それは「世界の絶景の中にいる自分自身」だと思いました。

若い時に世界一周した自分の写真は一生の宝になります。
だったら、自分を撮りまくって残そうを思いました。
それに必要なのはドローンではなく、三脚です。

ドローンによる絶景動画はYouTubeで検索すれば、自分より凄い機材と手間暇をかけて撮影された動画がヒットしますので、プロに任せます。

もちろん、ドローンにも自撮り機能があり、写真や動画も撮影できますが、場所の制限を三脚以上に受けるの点と、写真自体の品質や、上で紹介したような「沈黙と孤独」風の写真を撮影する場合、周りの人達が写り込まないタイミングなど考慮する必要があるため、三脚の方が都合がいいです。

実際に世界一周に三脚を持ち運んでみて邪魔?重くない?

ライトカーボンE54とバッグ

一般的に海外旅行や世界一周に持参する三脚と言えばゴリラポッドなどの超小型三脚が多いのではないでしょうか。

中型クラスの三脚を持っていくのは、それなりに不安があると思います。
一番の懸念点は重さや嵩張る点だと思います。

しかし、不思議と旅が始まってしまうと多少の重さや嵩張りなどは、あまり気にならなくなります。
というのも、基本的に全ての荷物を持ち歩く機会はそんなに多くはないからです。

ライトカーボンE54と1リットルペットボトルの比較

この三脚の大きさ、重さはペットボトル1本分くらいなので、持ち運びにストレス無いです。

全ての荷物を持ち運ばないといけない機会は空港・駅とホテルの往復移動くらいで、それ以外は基本的にホテルに保管しておきます。

今日は撮影メインで出かけるぞ!と決めた日は三脚とカメラとレンズ2、3本くらいなので、重さや嵩張る事に対してはストレスありません。

自分が想像していたほど、三脚は邪魔ではありませんでしたし、今では撮影の面白さを何倍にも引き立ててくれる三脚は海外旅行のマストアイテムです。

結論、世界一周に三脚も持ってきて大正解でした。

ぜひ、次の旅には三脚も持参してたくさん素敵な写真を撮ってください。


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