機内で効果は?BoseノイズキャンセリングイヤホンQ20・Q25比較レビュー


Bose Q20 VS Q25

海外旅行に行く時に、いつも持っていこうか悩むアイテムがあります。
それはノイズキャンセリングイヤホン・ヘッドホンです。
僕はこれまで「Bose QuietComfort 25(以下Q25)」を使用しており、1週間以上の海外旅行や比較的荷物が少ない時は、このヘッドホンを持って行ってました。

しかし、海外では少しでも荷物を減らして身軽になりたいです。
本体とケースを含めると385g(実測値)もあるQ25を海外はおろか、飛行機にすら持ち込むのが億劫になってきました…笑

この385gを重く感じるか軽く感じるかは人それぞれですが、海外旅行のパッキングをする上で1gでも減らしたい人にとっては、このヘッドホンの重さは非常に悩みの種です。
さらに、Q25は付属のケースに入れたとしても大きくかさばります。

そんな訳でQ25を持っているにも関わらず、同じくBoseの人気ノイズキャンセリングイヤホン「QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones」を購入してしまいました。

購入理由は、常に携帯できる大きさと重さのノイズキャンセリングイヤホンが欲しかったからです。
同じノイズキャンセリング機能をもつQ20とQ25、どっちがおすすめか?
徹底比較レビューしてみました。

QuietComfort 25 Acoustic Noise Cancelling headphonesのレビュー

QuietComfort 25 Acoustic Noise Cancelling headphones

Q25は、かれこれ2年近く使っていますが、故障もせず見た目の経年劣化もせず丈夫です。
単4電池1本で約35時間の連続使用が可能です。
電池を2本ほど携帯しておけばロングフライトでもバッテリー切れの心配は、まずありません。

もちろん電池が切れても音は聞こえますが、ノイズキャンセリング機能はOFFになり、音質も大幅に下がります。

Q25の付属ケース

付属のケースに入れた状態。

Q25の重さ

本体重量の実測値は222gでした。

Q25のケースの重さ

付属のケースは163gです。(単4電池等は含まない)

Q20と比べていいところ

  • 中音〜高音付近は透明感もあり、音の解像度が高く聞こるのでクラシックなどにも適している。
  • ボーカルはQ20よりも鮮明に聞こえる。
  • イヤホンタイプに比べて長時間視聴していても、耳が疲れにくいように感じる。
  • 電池駆動なので、バッテリー充電の必要がないし、バッテリーのヘタリ(劣化)も気にする必要がない。

Q20と比べてイマイチなところ

  • 耳を覆うので夏場は暑い。
  • 装着している感覚があり、重い。
  • わずかに低音の立体感はQ20に比べて少し劣る
  • ノイズキャンセリング能力はQ20より弱く感じる。
  • 本体が大きく重い(実測222g)ので、常にバックの中に入れて携帯しにくい。

QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphonesのレビュー

QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones

Q20のイヤーチップとノイズキャンセリング用のマイク部分

さすがノイズキャンセリングタイプということで、イヤーチップが耳栓のようになっており、ノイズキャンセリング機能をOFFにしても、イヤホン単体で外部遮音効果が高い仕様です。
フィット感もとても良いです。
僕はBoseのスポーツタイプのイヤホンの「SoundSport in-ear headphones」も持っていますが、こちらは逆に周囲の音が聞こえるように設計されているため、このような耳栓タイプではありません。

ノイズキャンセリングの仕組みとしては、イヤホン外側の小さな穴の中にあるマイクが、周囲の騒音を感知し、その音波と逆位相の音波を出して打ち消すことで騒音が消えます。

Q20のバッテリーユニット

こちらはバッテリーユニットになります。
1回のフル充電(2時間)で最大16時間の連続使用が可能です。
出発前に充電を忘れると、本当に使い物になりません。
音質もノイズキャンセリングがOFFになるとビックリするくらい落ちます…苦笑

電源のON・OFFもこの装置で操作可能です。
また、Q20には周囲の騒音だけを消して人間の声がしっかり聞こえる「Aware」モードも搭載しています。
空港のアナウンスなど周囲の情報をしっかりキャッチしたい場合に便利です。
個人的な使用感としてはAwareをオンにすると、ノイズキャンセリング効果が薄れて、音自体も貧弱になる印象でした。
正直あまり使わない機能です。

Q20のコントロールモジュール

コントロールモジュールです。
ボリューム調整などができます。
Q20はiPhoneモデルとAndroidモデルがあるので、購入時はよく確認してください。

Q20の重さ

本体重量の実測値は43gでした。
バッテリーがあっても、ほとんど重さを感じないです。
非常に軽いです!

Q20のケースの重さ

付属のケースは22gです。
このケースのサイズ感が最高です。
ケースに収納するためにはイヤホンのコードをバッテリーに巻きつけるように、クルクル巻くと収納しやすいです。
またケースに入れておくと、コードも絡まらずにすみます。

Q25がケース込みで385gに対して、Q20はケース込みで65gです。
その差は300g以上!
世界一周を含めて海外旅行(出張)時に、この300gの差って結構大きいと思います。

Q25と比べていいところ

  • 耳の奥に突っ込むので、音がダイレクトに伝わってくる。
  • 低音の輪郭がハッキリしていいる。
  • 外からの雑音の遮音性もQ25より高く感じる。
  • クラシックよりもロックなど中音〜低音重視の迫力ある音楽に向いている。
  • 小型軽量(実測43g)のため、いつもでカバンに入れておけれるので、利用頻度が高い。

Q25と比べてイマイチなところ

  • 長時間視聴は疲れる。
  • ボーカルが濁って聞こえるし、透明感、明瞭度がQ25よりも劣っている(1枚ベールを通して聞いている感じ)
  • 気がつくとバッテリー切れになっていることが多いので、聞きたい時にノイズキャンセリングが使えないのはストレス。

Q20 VS Q25の比較レビュー(5つ星評価)

  Q20 Q25
デザイン 4 4
高音の音質 3 4
低音の音質 4 3
音の透明感 3 5
音の解像度 3 4
フィット感 5 5
外音遮断性 5 4
音漏れ防止 5 4
NC効果 5 4
携帯性 4 2
耐久性 3 5
コスパ 3 4

飛行機で使用した時のノイズキャンセリング効果は?

飛行機

では実際に飛行機に乗って使ってみました。

まず一言…「本当に静か!」
まさにマジック!

飛行機のエンジン音が見事に消えます。
両モデル共にノイズキャンセリングON時のイメージは「ゴーーーーー!!」という音から「サーーー」という音になります。
一瞬で別世界のように静かになります。

よりホワイトノイズが聞こえるのはQ20の方です。
Q25の方がホワイトノイズは少なめに感じますが、音楽に集中すれば両機種ともホワイトノイズは気になりません。

飛行機のモニターで映画を見るなら有線タイプのノイズキャンセリングイヤホン・ヘッドホンがおすすめ!

Boseにはノイズキャンセリングイヤホンの最新モデルとして「QuietControl 30 wireless headphones」が発売されています。
こちらはBluetooth接続のワイヤレスタイプです。
ワイヤレスタイプは邪魔なコードのがないので、取り回しなど楽です。

しかし、飛行機のフライト中のお楽しみと言えば機内エンターテイメントシステムです。
日本では公開されていない話題作から最新のヒット作まで幅広くラインナップされていますし、長時間フライトなら映画を2〜3本くらい見れます。
誰にも邪魔されない自分だけの時間を楽しみにしている人も多いと思います。

機内のエンターテイメントシステムは有線タイプのノイズキャンセリングイヤホンなら接続可能ですが、ワイヤレスタイプは接続できません。

機内のエンターテイメントシステムを使う場合は、有線タイプのノイズキャンセリングイヤホン・ヘッドホンをおすすめします。

ヘッドホン難聴にご注意!ノイズキャンセリングヘッドホンは耳にもやさしい!

飛行機のプレミアムエコノミークラス以上ならBoseのノイズキャンセリングヘッドホンがサービスとして貸し出されたりしますが、エコノミークラスは通常のヘッドホンです。

機内で、非ノイズキャンセリングヘッドホンで視聴する場合、音量を相当上げる必要があります。
大音量で視聴を続けるとヘッドホン難聴など耳に障害をきたす恐れがあります。

ヘッドホン難聴とは、その言葉通り、ヘッドホン等で長時間大音量で音楽を聞いた時に、耳の聞こえが低下したり、耳障りがしたり、めまいなどを引き起こす症状です。

ノイズキャンセリングヘッドホンなら小音量でも機内で映画・音楽が楽しめます。
僕の場合、機内のエンターテイメントシステムの音量ゲージが「1」でも大きいくらいだと感じました。
これを音量ゲージを中間まで持っていくと、音が大きすぎて耳に相当な負担を感じます。

ヘッドホン難聴予防として、ノイズキャンセリングタイプは耳のお医者さんも推薦しています。

まとめ

Q20とQ25のケースの大きさ比較

とにかくQ20とQ25を比較して思ったのが、旅先ではコンパクト&軽量は正義!ということです。
正直、音質で言えばヘッドホンタイプのQ25の方が好みです。
しかし、荷物を極限まで減らしたい場合、ノイズキャンセリングヘッドホンは必須ではないので持ち物リストから外れます。

しかし、機内でノイズキャンセリングヘッドホンを一度でも体験すると、あの騒々しくて息詰まるような空間が、自分だけのプライベート空間に変わった錯覚を感じます。
これは一度味わうと、通所タイプのヘッドホンには戻れません…

雑音もなく、本当に映画や音楽に集中できます。
もちろん、耳栓代わりにもなり、睡眠もとりやすいです。

結局、飛行機で移動には小さくて持ち運びやすいQ20がベストという結論に至りました。
飛行機以外にも新幹線など騒音の多い乗り物で移動する場合、ノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホンは本当におすすめです!


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