1年間の世界一周の持ち物!ロストバゲージ後に買い直した本当に必要な物
僕は2018年2月から1ヶ月間の国内旅行後に、2019年3月まで1年間の世界一周の旅に出ました。
旅に出てから10ヶ月後、南米(ブラジル)で50リットルのメインバッグがロストバゲージになりました。
ロストバゲージとは空港に預けた荷物が紛失した事です。
僕はパソコン、カメラ、パスポート、クレカ、現金以外の全ての荷物を一瞬で失いました。
結局、メインバッグは日本帰国後に航空会社が自宅まで届けてくれましたが、1ヶ月半近く旅が残っていたので、南米のパタゴニアで必要最小限の荷物を買い直しました。
パタゴニアは日本の冬のように寒かったですが、実は衣類も含めてそれほど多く持ち歩く必要はない事に気が付きました。
これから長期間の世界一周旅行者や短期間の海外旅行者に向けて、「絶対知ってほしい本当に必要な荷物」を自分なりの失敗談からお伝えしたいと思います。
この記事の目次
いざ世界一周へ!日本から出発する時にチョイスした全荷物
バックパック
- メインバッグ:OSPREY(オスプレー)アトモス50 ※50リットル
- サブバッグ:OSPREY(オスプレー)コメット30 ※30リットル
必須の持ち物
- パスポート
- クレジットカード(JALカード・ANAカード・楽天プレミアムカード)
- 長期海外旅行保険証書(東京海上日動火災)
- 各国の紙幣(手元にある分)
- 日本円(心配性の僕は10万円を持参)
ガジェット
- スマホ(iPhone)
- MacBookPro13インチ2017late
- Kindle paper white
- Gショック時計(電波/ソーラー/海外都市対応)
- 各種USB電源ケーブル
- タコ足配線型延長ケーブル(1m)※利用頻度は高い
- 海外電源ソケット
- USBC変換アダプタ
- USBメモリ
- SDカード×4枚&マイクロSDカード×2枚
- ポータブルHDD×2個(写真や動画の保存)
カメラ
- SONY α6500
- SEL18-135mm F3.5-5.6 ※壊れたため旅の途中でT* E 16-70mm F4 ZAに切り替え
- SEL10-18mm F4
- SIGMA 60mm F2.8 DN ※旅の途中で日本に返送
- GoPro
- GoPro用の自転車に取り付けるアタッチメント
- RICOH GR2
- RICOH THETA S ※旅の途中で日本に返送
その他
- プライオリティパスカード(空港ラウンジ使い放題)※世界一周行くなら超おすすめ
- マネーパスポート(クレカが使えない&紛失時の保険)※一度も使わなかった
- 名刺(20枚ほど)
- 体温計
- ワイヤー
- 南京錠
- マスク(洗って繰り返し使用できるタイプ)
- 耳かき
- 封筒(各国紙幣を分別する用)
- 輪ゴム
- 箸
- スプーン
- フォーク
- 皿
- お椀
- マグカップ
- ピンセット
- 万能ナイフ
- トイレットペーパー
- 洗濯バサミ4つ
- ハンガー1つ
- 水泳用ゴーグル(シュノーケリングなどで使用)
- 圧縮袋(イスカ/ISUKAのウルトラライト・コンプレッションバッグ)
衣類
- 下着×3
- 靴下×3
- Tシャツ×3(白・黒・グレー)※1枚はユニクロのドライTシャツ
- 長袖シャツ×1
- パーカー×1
- ジーンズ
- スウェットパンツ×1(部屋着)
- ショーツ×1(常に履くので、着心地がよく丈夫なpatagoniaのバギーズ・ショーツがおすすめ)
- レギンス×1
- ストール×1
- フリース×1
- ウィンドブレーカー×1
- マウンテンパーカー×1(トレッキング用の薄くて丈夫な物)
日用品
- 歯ブラシ
- フロス
- 歯間ブラシ
- 歯磨き粉
- 日焼け止め
- サングラス
- 石鹸(髪も体もこれ一つで洗う)
1年間の世界一周の旅へ出発時と帰国時の全荷物比較
上の写真は1年間の世界一周出発時の荷物
↓ ↓ ↓
それから旅に出て1年・・・
↓ ↓ ↓
上の写真が帰国時に持って来た全ての荷物になります。
※歯ブラシなど日用品はポーチに入っています。
1年前の出発の時と比べると大分、荷物の量が減っている事が分かります。
1年間で必要な物不要な物を断捨離した結果です。
ロストバゲージで衣類など大半の荷物を失い、新たに必要最低限な物だけを買い直しました。
その買い直した服などを含めた全ての荷物が上の写真です。
パタゴニアは時期的に夏でしたが、それでも朝夜は日によって10度にも満たない寒い日が続いたので、ジャケットなど冬用の服装も必要なのでオールシーズン対応の荷物になります。
ロストバゲージ後に買い直し!旅する上で本当に必要な荷物
現地(パタゴニア)でロストバゲージ後にどんな荷物を買い直したか?
パスポートや貴重品以外の衣類・日用品で必要なも(※1)のはこれくらいに絞られます。
衣類
- 下着×3
- 靴下×3
- Tシャツ×3
- パーカー×1
- スウェットパンツ×1
- ウルトラライトダウン×1
日用品
- 歯ブラシ
- フロス
- 歯間ブラシ
- 歯磨き粉
- 日焼け止め
- 石鹸(髪も体もこれ一つで洗う)
必須品
- バッグ(30リットル)
- パスポート
- スマホ
- クレジットカード
- 少額の現金と財布
- 生活必需品
自炊グッズ
- オリーブオイル
- 塩・コショウ
旅に必要な最小限の荷物は、極論言うと以上のアイテムになります。
(「オリーブオイルなんていらんだろ!」というツッコミあると思いますが、「旅」は次第に「生活」になります。生活する上で食事は超大切です)
日本で絶対に買っておくべき持ち物はこれだ!
ロストバゲージ後に買い直した中で必須品に挙げたバックパックだけは良いものを選びましょう。
バックパッカーがバックパッカーたる所以のアイテムです!
個人的におすすめがOSPREYです。
世界一周中に出会った西洋人バックパッカーの多くがOSPREYを背負ってるのを数え切れないほど見ました。
それくらい評価の高いブランドです。
背負いやすさや収納力など僕もとても気に入っていますし、同じモデルが別にほしいくらい使いやすいです。
↓メインバックパック(衣類や日用品など)
OSPREY(オスプレー) ケストレル38 OS50141 ブラック M/L
↓サブバックパック(PCや貴重品など)
OSPREY(オスプレー) ハイクライト26 OS57165 ブラック ワンサイズ
(※1)ロストバゲージ時に着ていたジーンズ、薄手のパーカー、下着などは上記リストには含まれません。
これだけは断捨離できなかった追加購入した物たち
追加購入した中でも歯磨き関連のグッズは歯間ブラシからフロスまでフルラインナップです。
歯のお手入れは旅人にとって超重要事項です。
理由は基本的に虫歯は特約をつけないと保険が適用されないのと、現地での治療が困難だからです。
現地で虫歯治療になった場合、スケジュールの見直しや高額な治療費で予算が圧迫されることは必至です。
歯が痛いだけで、旅の最大の楽しみの食事が苦痛になります。
面倒でも毎日デンタルフロスをしておくことで、磨きにくい歯の隙間などにたまる歯垢を除去してくれます。
↓これで僕は旅の中でも虫歯を予防しながら快適に旅ができました。
自炊用に持ち運んでいたオリーブオイルと塩も紛失したので、これも追加購入しました。
オリーブオイルさえあれば、焼いたり、スープや生野菜にかけたりと食事に重宝します。
節約バックパック旅行をする上で、自炊は避けて通れません。
[あとがき]ロストバゲージ後に買い直す生活必需品は保険が適用される!
ロストバゲージした場合、生活必需品の購入費用として最大10万円(東京海上日動の長期海外旅行保険)まで携行品損害保険とは別に保険が受けられます。
僕がロストバゲージしたパタゴニアは、アウトドアショップが充実していました。
ウルトラライトダウンも売っていたのですが、ハイブランドの物しかなく、どれも3万円以上でした。
高額で買うのを躊躇しましたが、帰国後に手続きをしたら、難なく保険金がおりました。
1年間で20万円という高額な保険でしたが、結果的に携行品損害保険などで半分以上は保険金として戻ってきました。
長期海外旅行にいかれる場合は必ず保険に入っておくことをおすすめします!
海外保険期間が6ヶ月を超える場合、東京海上日動の公式サイトからは申込みできません。
代理店や営業所経由での申込みが必須になります。
僕は「株式会社アイエヌシー」経由で申し込みました。
料金表なども見やすいので、興味がある方はどうぞ。
東京海上日動の長期海外旅行保険(e海外旅行保険):
https://www.aienu.com/midlng/index_tk.htm
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