ガーミン45s購入レビュー!ラン&睡眠計測はAppleWatchより良い

ForeAthlete 45s

これまでApple Watchを使ってランニングなど計測していましたが、今回、ランニング好きの友人のおすすめでガーミンのランニング用スマートウォッチ「ForeAthlete 45s(以下45s)」を購入しました。
今ではランニングやヨガ、HIIT、睡眠まで計測して一日中ずっと使っています。
今回は45sの良い点やとAppleWatchなどの比較を書いてみます。

なぜランニング用のスマートウォッチが必要なのか?

もともと僕はランニングやロードバイクのアクティビティログ計測にApple WatchやiPhoneのアプリを使っていました。

使っていたランニングアプリ

  • Runtastic
  • Adidas Running
  • Strava

しかし、Apple WatchやiPhoneだとGPSをONにした状態で計測するとバッテリー消費が激しく、例えばロードバイクで1日走るとバッテリーが切れてしまいます。
また、これまでロードバイクの計測はRuntasticのバイクアプリを使っていたのですがサービス停止となりました。
今後は複数のアプリで運用した方が良いなぁと思い、AppleヘルスケアやStravaなどにもデータ共有できるランニング専用のスマートウォッチの必要性を感じました。

そして選んだのがガーミンのランニング用スマートウォッチで最小&最軽量モデルである「ForeAthlete 45s」でした。


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ガーミンのコスパ最強スマートウォッチの双璧「45s」と「VIVOSMART4」の違いは?

vivosmart4

45sと比較検討したのが同じくガーミンの「VIVOSMART4」でした。
両モデルともガーミンのスマートウォッチの中では双璧となる高コスパモデルです。

「VIVOSMART4」はランニングウォッチというよりはライフログウォッチにカテゴライズされるモデルです。

45sとVIVOSMART4の大きな違いは単体でのGPSデータの受信可否です。
45sは単体でGPSデータを受信ができますが、VIVOSMART4は単体ではGPSデータは受信できません(スマホと接続することで可能)

45sなら日々のちょっとしたランニングに、スマホをいちいちポケットに入れて持ち歩く必要がなく、腕時計だけで計測できてしまうのでとても軽快で気持ちがいいです。

スマホ自体を随時ペアリングさせる必要が無いので、サイクリングやウォーキングなど、ちょっとした運動でもボタンを2〜3回押すだけですぐに計測がスタートできます。

僕は1日1回スマホとペアリングさせて、計測ログを電車の中などでチェックしてます。
45sはとても使い勝手が良いです。

45sとvivosmart 4の機能や仕様の比較表

ForeAthlete 45s vivosmart 4
価格(※) 24,800円 16,420円
タイプ 腕時計型 リストバンド型
ディスプレイ解像度 208×208 128×48
タッチスクリーン
防水 水深50m 水深50m
GPS
機能 心拍センサー
消費カロリー
睡眠
移動距離
歩数計機能
心拍センサー
消費カロリー
睡眠
移動距離
歩数計機能
重量 32 g 15.9 g

※2020年9月現在の価格.comの最安値

実際に45sでランニングしてGarmin Connectで計測してみた

実際に45sをつけてランニングした計測データを公開します!
現在、僕は腸脛靭帯炎の不安を抱えているため、リハビリをしながらのランニングになりますので、ペースやケイデンス(回転数)など大目に見てください笑

ランニングのサマリー
ランニングのサマリー

計測結果はGarmin Connect(ガーミン・コネクト)というアプリ(iOS/Android/PCブラウザ)を通じてログ確認できます。

上の画面が実際に僕が計測したランニングアクティビティの計測画面になります。

45sで計測したランニングのサマリー画面はこんな感じです。
時間、距離、カロリー、平均ペースが一画面ですぐに確認できます。

garmin connectでのランニング計測データ
Garmin Connectでのランニング計測データ

走ったルートもGoogle マップで表示されます。
ちょっと面白いのが画面上のスタートボタンを押すと走ったルート順を再生してくれます。

garmin connectでのランニング計測データ(ケイデンスなど)
Garmin Connectの獲得標高やケイデンス表示

またランニング時の上昇下降距離の他、ピッチ(脚の回転数)も計測できます。

1回のランで計測されたケピッチ(spm)
1回のランで計測されたピッチ(spm)

理想的なピッチは180spmとか諸説ありますが、リハビリ中のため無理ない程度(160spm前後)に抑えています。
腸脛靭帯炎が回復したらもう少しピッチを上げてみようと思います。

ちなみにピッチ=spmはstep per minuteの略で1分間あたりの両足の合計歩数です。
またケイデンス=rpmはrotation per minuteの略で1分間における片足の合計歩数です。
rpm=spm÷2とも計算できるので、160spmならケイデンスは80rpmになります。

自分の走りや状態を数値として見ながら少しずつ改善できるので、腸脛靭帯炎のリハビリにも役立ちそうです。

ストレスレベルやボディバッテリーで健康管理にも役立つ

45sに限った機能ではありませんが、ガーミンのスマートウォッチの面白い機能として「ストレスレベル」や「ボディバッテリー」が見れます。

garmin connectのボディバッテリー
garmin connectのボディバッテリー

ガーミンのストレスモニタリング機能は、心拍変動(HRV)を使用して身体のストレスレベルを推定します。
ストレスレベルは0〜100で表示され、0〜25は低いストレスレベル、26-50は中程度のストレスレベル、51-75は高いストレスレベル、76-100は非常に高いストレスレベルで見れます。

https://www.garmin.co.jp/event/2020/immunity/

どれくらい自分がストレスを受けているのか?数値で把握することで、ストレスコントロールがしやすいです。

それと同時にボディバッテリーも計測できます。
ロールプレイングゲームのHP(ヒットポイント)に該当するようなもので、MAX値を100として、活動するごとに減り、睡眠などしっかり休むことで回復します。

実際、ボディバッテリーが10くらいまで減った時がありました、その時は全身疲労感でいっぱいですぐにでも横になりたいと思っていたので、自分の疲労感が数字とリンクしているのは面白いなぁと思います。

garmin45sの装着イメージ

45sの良い点6つを挙げみる

ガーミン45s

ここでは僕が特に45sの良い点を6つ挙げてみます!

[その1]Apple WatchやG-SHOCKよりも小型軽量で24時間着けてもノンストレス!

Apple Watch、G-SHOCK、ガーミン45sを比較

まず45sの第一印象は軽さでした。

僕が持っている腕時計のそれぞれの重さを比較してみました。
Apple Watch(第一世代)は実測56g、G-SHOCK(GW-M5610-1BJF)は50gである一方、45sは圧倒的に軽い32gです。

Apple Watchの重量:56g(実測)
Apple Watchの重量:56g(実測)
G-SHOCKの重量:50g(実測)
G-SHOCKの重量:50g(実測)
ガーミン45sの重量:32g(実測)
ForeAthlete 45sの重量:32g(実測)

最初に45sを持った印象はApple Watchと比べると、まるで羽のようでした。

僕は就寝時も含めて腕時計を24時間着けるのはApple Watchですら邪魔で無理でしたが、45sはベルトの装着感もソフトで、睡眠中もあまり気にならずに24時間つけっぱなしで過ごせます。

軽さはそれだけでも価値があります。

[その2]45sはヨガやHIITも計測できる!

45sは活動量計測して目的に応じたエクササイズが計測できます。

  • ランニング
  • バイク(ロードバイクや自転車)
  • 室内バイク
  • 室内エクササイズ(プランクやHIITなど)
  • ヨガ

僕は朝はヨガ(太陽礼拝)を毎日やっています。
別にヨガを計測する必要はないのですが、1週間でどれくらいヨガの練習ができたのか?心拍数はどれくらいだったのか?などアプリで確認できるのは単純に楽しいです。
モチベーションの維持に役立ちます。

あと音楽に合わせてHIITも1週間に2回はやっていますがこれも計測しています。
ランニングやロードバイク以外のあらゆるエクササイズを計測できる45sは今の生活に欠かせないアイテムになっています。

[その3]シンプルで真っ白な丸っこく、かわいいデザインがGood!

ForeAthlete 45s
ForeAthlete 45s

45sはゴツいGPSウィッチ感が一切ないのもお気に入りです。
もともとForeAthlete 45sは同一モデルであるForeAthlete 45の女性用モデルとして展開されている小型モデルです。
45sは45に比べてバンドも短めですが、身長182cm(体重76kg)の男の僕でもバンドの穴が残り6つくらいあるほど余裕で装着できます。
厚みも11.4cmしかなく、マット感のある白は見た目も爽やかで夏などの季節にとても映えるカラーだと思います。
白シャツ、黒シャツを着る機会が多い人はコーデが合わせやすいと思います。

スポーツ以外にもオンオフ関係なくどこでも着けられるデザインなのが良いですね。

[その4]1回の充電でバッテリーが1週間もつのはやっぱり良い!

専用電源ケーブルのコネクター
45sの専用電源ケーブルのコネクター

Apple Watchを使っている時は毎晩充電する必要がありました。
充電を忘れたら翌日の出勤時には使えなかったりして少しストレスでした。

45sはGPSを使わなければ1回の充電(2時間半ほど)で1週間は継続利用できます。
これは当たり前ですが、とても楽チンです。

下の利用頻度なら1週間は普通にもちます。

  • ランニング:1回3〜4kmを週2〜3回
  • ヨガ:毎日20分
  • HIIT:1回30分を週1〜2回
  • 睡眠:毎日計測

[その5]睡眠計測が優秀すぎて生活の質が変わる!

garmin connectでの睡眠計測データ
garmin connectでの睡眠計測データ

あえて最後に書きましたが、もしかすると45sの一番のメリットが睡眠計測が優秀すぎる点です。

iPhoneでも睡眠計測はできますが、ガーミンの場合、より詳細な睡眠計測が可能です。
例えば、レム睡眠とノンレム睡眠(深い/浅いの2レベルで計測)など睡眠の深さも時間軸で計測できます。

一般的な睡眠サイクルとしては、入眠後すぐに最も深い眠りが1時間ほどあり、その後、ノンレム睡眠とレム睡眠が90分サイクルで繰り返します。
よって睡眠時間は6時間、7時間半、9時間になるよう90分サイクルで意識すると良いです。

僕は毎晩、睡眠計測をして、どうすれば計測される睡眠グラフが理想的な睡眠サイクルにできるか?試行錯誤しています。

例えば前日の夜に遅くまでパソコンやスマートフォンを操作していると、深い睡眠が短かったり、睡眠の途中で起きてしまったりグラフが乱れます。
いかに綺麗なグラフになるかゲーム感覚で睡眠改善できます。

一般的に言われているように睡眠前はパソコンやスマホから離れて、軽く瞑想をすると、睡眠の質が上がるのが計測して分かりました。

45sを着けることで、自分の生活習慣を客観的にデータ化できるので、ちょっとした日々の改善で生活の質(仕事のパフォーマンスなども)をあげることができます。

ForeAthlete 45sの光学式心拍センサー
ForeAthlete 45sの光学式心拍センサー

余談ですが、サウナ→水風呂→外気浴を3セットした日の睡眠は毎回、深い睡眠時間が増えたり、レム睡眠とノンレム睡眠の周期が90分間隔と規則正しく訪れ、起床後の体感的にもすこぶる良いです。
それが分かってからサウナは週末の日課になっています…笑

[その6]1週間単位で活動量を振り返ることで、中期で運動、睡眠を改善できる。

毎日の運動や睡眠を計測するのも大切ですが、やはり中期・長期での改善が必要になってきます。

ある1日がとても運動や睡眠が完璧にできても、1週間を通じてみたら全然、できていないなんてザラにあります。

Garmin Connect(ガーミン・コネクト)は直近1週間の平均値をホーム画面に表示してくれるので、今週は全然、走っていないし、歩いてもいななど振り返られるので、来週はもうちょっと歩いてみようなどアクションに繋げられます。

1週間のアクティビティの平均が分かる
1週間のアクティビティの平均が分かる

それにしても全然、走れていないし、歩数も少なすぎ・・・


GARMIN(ガーミン) ForeAthlete 55 White 心拍 歩数 防水 軽量【日本正規品】 ホワイト 小

45sのイマイチなところ

Garmin 45Sを毎日使ってだいたい3ヶ月くらい経って、数は少ないですがイマイチだなと思う点も出てきましたので挙げてみます。

ランやバイクのアクティビティ時のオートセーブをOFFにできないっぽい

オートセーブ機能は走っていない場合、自動でアクティビティが保存される機能です。
ロードバイクでロングライドした場合、途中でカフェやレストランで食事などをする場合もあります。
そういう場合、アクティビティを停止して計測をカットすることで、平均速度などに影響を与えないようにします。

しかし、一定時間何も動作しないとオートセーブされてしまいます。
オートセーブされると、アクティビティが終了され、サイクリング全体の計測数値が断ち切られてしまいます。
ルートや走行距離、平均速度なども、休憩ポイントで分割されてしまうので勿体ない気持ちがします。

それを防ぐために他のGarminのランニングウォッチにはオートセーブをOFFに設定できるのですが、45sは公式サイトの説明書PDFを隈なくみてもオートセーブをOFFにする設定方法がありません。
また、Garminコネクトや本体も含めて設定方法がないか探しましたが見つけられませんでした。

オートセーブに入る前に本体でセーブキャンセルもできますが、延長回数に制限があるのか何度か延長すると勝手に保存されます。

他のGarminのランニングウォッチでは、オートセーブされるまでの時間まで詳細に設定できるようなので、休憩を含めたロングライドなどで計測したい場合は上位モデルなどを検討してみ良いかもしれません。

Garmin Connectの動作が遅い

Garmin Connectの読み込みが遅い

StravaやWhaoo fitnessとかと比較するとGarmin Connectのアプリって動作や読み込みがちょっと遅いです。

過去のアクティビティを見たい時の読み込みが特にストレス…。
ランやバイク系はStravaでチェックしても良いのですが、Stravaの場合、心拍数は有料プランでしか見れないし…

Garminキラーとして有名なWhaoo fitnessアプリの方が動作もサクサクで画面もシンプルで分かりやすいです。

まぁ本体デザイン含めて気に入っていますので全然OKなんですが!
次買うならWhaooも検討候補ですね。

[追記]GPSが受信できないエラーが発生

使用して1年弱が経った頃になんとGPSが全く受信できなくなりました。
マスターリセット(初期化)やソフトウェアをアップデートしても全くダメでした。
結果、ガーミンに修理依頼したら新品交換対応となりました。
GPS受信できないエラーから新品交換までの流れや745に買い替えたレビュー記事も良かったらご覧ください。

ガーミン神対応!GPS受信できないなら初期化→ダメなら修理に出そう

ガーミン745の便利機能BEST5!ラン 水泳 ロードバイクでの使用レビュー

[おまけ]Garmin ForeAthlete 45sギャラリー

ガーミン45sのパッケージ
ガーミン45sの表面パッケージ
ガーミン45sのパッケージ
ガーミン45sの裏面パッケージ
ガーミン45sの内容物一式
ガーミン45sの内容物一式
ForeAthlete 45sのボタン
ForeAthlete 45sのボタン
Apple Watch、G-SHOCK、ガーミン45sを比較
Apple Watch、G-SHOCK、ガーミン45sの大きさ比較

ガーミンのスマートウォッチはランニング好きな方だけに留まらない、とてもおすすめできるガジェットです!
迷われる方はぜひ生活に役立ててみてください!


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