DJI電動ジンバル「Ronin-SC」のレビューと手放した5つの理由

DJI ronin scの操作ボタン系

DJIの「Ronin-SC」を購入しましたがこの度、手放しました。

Ronin-SCは、小型軽量タイプの本格的な電動3軸ジンバル(スタビライザー)です。
本体重量は1.1kgとデジタル一眼レフカメラ用(非ミラーレス)にラインナップされているRONIN-Sから41%の軽量化を実現しています。

今回、悩んで購入したものの、Ronin-SCを使わなくなってしまった原因と手放した理由をお伝えします。
Ronin-SCを購入検討している人の参考になれば幸いです。

「Ronin sc」を手放した5つの理由

DJI ronin sc Pro版の中身

1.セッティングまで時間がかかる

アームロック構造が採用され、従来のRonin-Sからセッティングのしやすさなど改善されているようですが、慣れないと余裕で10分以上かかります。
パン、チルト、ロール軸をそれぞれ、1軸ごとにロックを解除して、グラグラ動くアームをヤジロベーの釣り合いが取れるように1m単位で軸を微調整する必要があります。

DJI ronin scのカメラ台座

そう…「Ronin sc」を手放した大きな理由がセッティングから撮影開始までの手間が想像以上にかかる点でした。
レンズ変更時にも重量が変わることで、再セッティングが必要ですし、カメラ上部にスマホを取り付ければまた調整必要です。

カメラとジンバルを3軸で調整が完了したら、スマホとジンバルを接続して、アプリでさらにバランス補正をします。
その際、エラー表示なんかが出るともう撮影する気力が失せます笑

セッティングに時間がかかると、シャッターチャンスも逃しますし、撮影シーンによっては人を待たせてしまうこともあり、それがストレスでした。

DJI ronin scの三脚座

特に屋外ではセッティングしやすい平らな台とかもなく、どこにジンバル置いてセッティングしようかと苦心しました。

2.使い方が難しい

  • Force Mobile
  • ActiveTrack 3.0
  • 自撮りモード
  • Roll 360
  • タイムラプス/モーションラプス
  • モーションコントロール
  • パノラマ撮影

とにかくやれることが沢山あります。
その機能と撮影方法を覚えるだけでも結構大変です。

DJI ronin scのフォーカスリング

あとは、僕の使い方が悪いのかもしれませんが、ジンバルが思ったような動きをしてくれなかったり、ホットシューに取り付けたスマホが撮影中にジンバルに当たったりと、「これはジンバルの使い方としてあっているのか?」と思うことがありました。

3.小型軽量といえども嵩張って重い(旅行でのチョイ使いには圧倒的に不向き)

DJI ronin sc

Ronin-SCの本体重量は1.1kg、折りたたみ時にサイズは220×200×75mmになります。
20-700mmF2.8クラスの望遠レンズ並のサイズ重量です。
ちょっとした小旅行などについでに持っていこうとは思えない代物です。

DJI ronin sc のハードケース

しかも、本体は複雑な形をしているので、運搬時の安全性を考えると専用のハードケースに入れるのがベストであり、これだけで手荷物が1つ増えます。

何よりも、カメラやレンズを乗せれば2kg以上にはなります。
仕事などで本格的な撮影をする場合を除いて、趣味程度の範囲なら超小型でカメラ内蔵の「Osmo Pocket」やスマホ用折りたたみ式ジンバル「Osmo Mobile3」あたりの方が選択肢としてはアリだったんじゃないかと買ってから思いました。

4.そもそもボディ(レンズ)内手ブレ補正でよくない?

確かにジンバルでの手ブレ補正は魅力ですが、割とボディ内手ブレ補正だけで撮影された動画でも比較検証しない限り、見ている人はその差が分からないと思います。
よほどブレに対してシビアな要求をする動画じゃなければ、しっかりブレないようにカメラを構えて撮影すれば良いだけです。

最新のミラーレスカメラのボディ内手ブレ補正じゃブレに対して満足できない人は買った方が良いと思いますが、改めて見ると、費用対効果、労力対効果に見合うだけのメリットは感じませんでした。

5.DJIの製品はリセールバリューが高い

DJI ronin scの電源ボタンとジョイコン

実際にRonin-SCを手放した理由の一つにリセールバリューが高い点があります。
DJIはドローンにおいて世界シェア70%を誇るNo1.ブランドあり、先進的な技術を有する業界のトップランナーという印象が強いです。

実際、僕もDJI製品はこれで3つ目ですが、完全に日本向けにローカライズされた製品は見事です。
アプリケーションの完成度も高く、ハードとソフトの両面でとても優れたプロダクトなのは間違いありません。

それはDJI製品のリセールバリューは高さにも現れています。
Ronin-SCの売値は購入金額から-1万円弱程度でした。

基本的に気になった製品であれば、まずは購入して使って、自分のスタイルに合うかどうか見極めた上で、手元に残すか手放すかを決めると良いと思います。
(数万円程度で自分にとって必要と思える商品なら、買おうかどうしようか購入検討している時間が勿体ないです)

まとめ

DJI ronin scのバッテリーグリップ

いかがでしたでしょうか?
個人的には仕事でガンガン使うなら「Ronin-SC」が選択肢として間違いないと思います。
逆に趣味の範囲で使う程度なら「Osmo Pocket」や「Osmo Mobile3」が丁度いいかなと思います。

何にしても実物をじっくり触ってみないと分からない部分もあるので、必要ないと判断できれば商品価値が落ちないうちに売ってしまうのもアリかなと思います。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください