限りある時間の使い方!早朝3時間の天引きで人生を変える方法

限りある時間の使い方!早朝3時間の天引きで人生を変える方法

書籍「限りある時間の使い方」では人生は4000週間しかなく、その一度きりの人生をどう使うか?というテーマでベストセラーになりました。


限りある時間の使い方

時間は長期的に複利のように働き、良い行動や習慣は大きなプラスに、悪い行動や習慣は大きなマイナスへと膨らんでいきます。

残念ながら「時間ができたら、やろう」では一生できません。
特に学生や社会人は時間は常に細切れのように存在する平日のスキマ時間と週48時間の休日があるのみです。
その時間の中で、毎日の小さな行動や習慣を積み重ねをしていく以外に、人生を変える方法はありません。

本記事では限りある時間の使い方として「早朝3時間の天引き」についてお伝えします。

時間はあっという間に過ぎるモノ

「あれもこれもやりたいけど、時間がない!」
「1日がせめて27時間あれば良いのに!」

このように考えたことがありませんか?

逆のパターンとして───

「休日に起きてダラダラしていたら、何もできずにもう夜になってしまった…」
「何の予定もなく、暇でやることがない」

という人もいると思います。
時間は誰しも平等にあるのに、その使い方や感じ方は100人いれば100通りあるほど違います。

そもそも生物学的な視点での「時間」とは?

私達が認識している「時間」とは地球の天体運動に基づいたものです。

  • 地球の自転は23時間56分。
  • 地球の公転は365日で太陽の周りを1周して季節が変化。
  • 人のサーカディアンリズム(睡眠、体温変化、ホルモン分泌)は太陽の光が大きく影響しており、24時間周期で一定のパターンを繰り返す。
  • 多くの動植物の成長サイクルも365日周期で成長、繁殖、休眠を繰り返す。

私たちの時間感覚は地球の自転と公転に基づいており、これらの天体運動に従って社会的なスケジュールや生活リズムを築いているとも言えます。

時間が少ないと意識すると行動力×集中力が高まる

前述の通り時間は規則正しく、誰にも平等に与えられたものです。
時間という総量は同じでも、その希少性や価値感は人によって何倍も変わります。

例えば「自分に残された時間が少ない」と意識している人は、その限られた時間内で目的や目標、やりたいこと、やり逃したことを達成しようと優先順位や集中力を高いレベルで発揮してやり遂げようとします。

旅行をイメージしてみてください。
滞在日数が限られているため「あれも見たい、これも食べたい」と、日常より密度の高い時間を過ごすことができます。
卒業、転職、引っ越しなども同様に、親しい友人や愛した場所で過ごせる時間も残り僅かであると強烈にイメージできると、後悔しないように行動力が高まります。

一方で、時間がたっぷりあると思い込んでいる人は「いつでもできる」という時間感覚を持ちやすく重要なことを後回しにして、安心感から、ダラダラ過ごしがちです。
そして”たっぷりあったはずの時間”はあっという間になくなり、時間がなくなってから、ようやく集中力と行動力を総動員せざるを得ない状況になります。

時間意識が低い人は後でバタバタします。
時間意識の高い人は常にタンタンと物事をこなしています。

そして時間意識の高い人は、タンタンとこなしながらも、スキマ時間があれば移動中に読書をしたり、自分の時間を10分でも確保してゆったりと過ごしています。

時間持ちは「タンタン」と「ゆったり」という二つの時間の使い方がとても上手い人です。

お金持ちは天引き、時間持ちも天引き

お金持ち(資産のある人)は収入から先に天引きをして投資に回し、余ったお金で生活をします。
お金が余ったら貯金しようとは考えません。
貯蓄や投資が先です。

時間持ちも同様に与えられた時間を最初に天引きします。
仕事、家事、睡眠、移動などを差し引き、1日に使える時間が3時間しかなければその時間の中で、「今日やるべき3つのこと」などを決めて、確実に実行します。

時間天引きをするなら早朝一択

天引きなので、1日がスタートする早朝でなくては意味がありません。
「夜に帰ったらやろう」は天引きではなく、「お金が余ったら貯金しよう」理論と同じです。

やりたいこと、やるべきことは、夜ではなく、朝に全てやりきりましょう。
「朝活」とはまさに時間天引きそのものです。

夜に今日できなかったことの帳尻を合わせようと無理にやると、翌朝に響きます。
その日の夜は諦めてリラックスして過ごすに徹した方が結果として良いです。

例えば1日、早朝3時間を時間天引きすると───

  • 早朝5時に起床してストレッチ(15分)
  • その後、朝日を浴びながらランニング(30分)
  • シャワーを浴びて、簡単な朝食を作りエネルギーチャージ(45分)
  • コーヒーを飲みながらリラックス(15分)
  • 語学学習やスキル習得のための勉強タイム(30分)
  • ブログ執筆など副業タイム(30分)

行動できると次の行動へのモチベーションが生まれます。
朝これだけのことができた!と感じれると自己肯定感や、より時間を大切に扱おうという意識が高まるので、移動中のスキマ時間も有効に活用したくなります。

一方で、肝心の早起きが苦手な人も多いと思います。
多くの人が早起きできない原因は大きく3つです。

  • 家庭や仕事などのストレス(不規則な生活からメンタル不調)
  • 電気の普及で夜でも灯りが落ちない
  • スマートフォンなどの娯楽が充実

その中で僕が早起きができるようになった体験談を下記の記事にまとめてありますので、よかったらご覧ください。

エベレストで学んだスマホ依存症克服と早寝早起き習慣のコツ

行動力×集中力=成果最大化できる人

時間は24時間で決まっていますが、行動力と集中力は変数であり、人によって何万倍も差があります。
この2つの変数は時間に対する意識を少し変えるだけでも大きく影響します。

時間を天引きして1日、1年、生涯をプランニングしてみてはいかがでしょうか。

【本要約】限りある時間の使い方/人生に準備期間やリハーサルはない

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