アディゼロSL→SL2に乗り換えレビュー!200km走って重さやサイズ感の感想
今回はアディゼロ SL2のレビューになります。
僕は前作のSLをマラソントレーニングのジョグシューズとして700km以上走ってきました。
今回、SL2に乗り換えてしばらく走ってみたのでSLとの比較レビューをしてみようと思います。
この記事の目次
SLからSL2に大きくアップデートしたところ3つ
1.ミッドソールの「Light Strike Pro」がフルレングスとなりSL比で2倍位上!
まず注目はミッドソールが大幅アップデートした点です。
ミッドソールが前作は前足部にしか使われていなかったLightstrike Proがフルレングス(全面)に採用されました。
これにより前作と比べて反発力や推進力が格段にアップしました。
2.重量はSLから約10gの軽量化を達成!
前作SLは240gでしたが今作SL2は232gとなり、約10gの軽量化を達成しています。
機能面で大幅アップデートにも関わらず、さらに軽量化しているのは嬉しいポイントです。
ヒール高も33mmから36mmと厚底化しています。
3.アッパーのメッシュ素材「ENGINEERED MONO MESH」のクオリティ
前作SLと比べて良いなぁと思ったがENGINEERED MONO MESHのクオリティです。
ソフトな感触は残しつつも、フィット感や耐久性、通気性などが増したように感じます。
実際にSL2で200km走ってみての感想
サイズ感の感じ方は人それぞれかも?
僕がこれまでアディダスのランニングシューズを履いてきたサイズはこんな感じです。
- アディゼロ プロ:28.0cm
- アディゼロ ジャパン5:28.0cm
- アディゼロ ジャパン6:28.0cm
- アディゼロ ジャパン8:28.0cm
- アディスターCS:28.0cm
- アディゼロ SL:28.0cm
- アディゼロ SL2:28.0cm
全てのシューズを28.0cmで履いてきました。
お店でも一応SL2を28.0cmで試し履きしましたが、キツイとかゆるいとか一切不快感はなく、今回も28.0cmにしました。
ただ周りの友人でアディダスのランニングシューズを愛用している人は「SL2は少しつま先が狭い」と当初、言っていました。(今は「履き慣れて完全に馴染んだ」そうです)
ネットのレビューを見ても、0.5cmサイズアップした方が良いなど色々な意見があります。
僕個人の感想では、むしろつま先部分は、ほんの少し余裕があるように感じます。
ですので、靴紐で足首を少し強めに締め付けて、靴の中でブレないように対処しています。
SL2で200km走ってみての感想
基本的にはジョグ中心なのでスピードを出して走ることは少ないのですが、例えばマラソンのポイント練習なんかでやるビルドアップやインターバル、全力走などでキロ3分40秒前後を出して走ってみると、性能がよく分かるというか推進力を感じます。
地面からの高い反発によって前へ前へと、ケイデンスがどんどん勝手に上がります。
アウトソールはSLの「HIGHT GIRD RUBER」から耐久性とグリップ力の高い「ADIWEAR RUBER」にアップデートされ、着地から蹴り出しのブレもなく、パワーロスも少なくなっているように感じます。
耐久性について
前作のSL自体は700km以上走っても破れなど大きな欠損もなく、見た目だけならまだ使えそうなくらい耐久性のあるシューズでした。
今作のSL2についても、アッパーのメッシュやアウトソールな高耐久素材が採用されているので、不整地でも不安なくガンガン使えます。
ちょっとだけ後悔しているのは新色カラー
僕は今回、SL2を購入するにあたり新色カラー「コバルトブルー」にしました。
写真でみると、淡いトーンでコレもアリかなぁ〜と思いますが、実物は「エヴァンゲリオン」っぽいカラーリングです笑
ちなみにブラックは文句なくカッコいいです!
トータルコーディネート的に足先がカラフルだと、合わせる色が難しいなと・・・
まぁ誰も見てないし、完全に自己満足なんですが、それでもファッションは自分のテンションの上がる要素なので、トータルコーディネートで考えて次回は無難なカラーを選定します笑
まとめ〜SL2はマラソンの本番シューズとしてもアリ!
結論としてSL2は前作同様にコスパが高いシューズです。
直近で参加した東北・みやぎ復興マラソンではSLを履いていたランナーもいました。
SL2はSLと比較しても軽量性と反発力のあるモデルになっているので、”履き慣れたシューズ”としてフルマラソンにも投入できるポテンシャルがあると思います。
多くのランナーにとってジョグは練習の8割以上を占める中で、シューズ選びは、怪我の予防や練習の質の向上など、多くの要素が絡んできます。
僕がSLをジョグシューズに選んでいる理由は下記ページにも紹介しておりますので、よかったらどうぞご覧ください。