初心者向けオンライン英会話比較!Mainichi EikaiwaとDMMとQQEどっち?
僕は今、2つのオンライン英会話を受講しています。
- DMM英会話(以下DMM)
- QQEnglish(以下QQE)
なぜ2つもオンライン英会話を受けているかというと、DMMは主にフリートークとレッスン、QQEはカランメゾットを中心にやっているからです。
そして、今回新たに「Mainichi Eikaiwa」というネイティブスピーカーによるオンライン英会話の体験レッスンを受けてみました。
初心者にやさしいオンライン英会話はどこか?DMMとQQEも交えて比較検証してみようと思います。
この記事はこんな方々に向けて分かりやすく書きました。
- はじめてオンライン英会話を受けてみようと思うけど、どこが良いか分からないからオススメを教えて欲しい。
- オンライン英会話の乗り換えを検討している。
- オンライン英会話を効果的に活用して英語力をアップさせたい。
- オンライン英会話の良い講師の見分け方が知りたい。
- Mainichi Eikaiwaの特徴やメリット、デメリットが知りたい。
これから新たにオンライン英会話をはじめようかと検討されている方の参考になれば幸いです。
この記事の目次
Mainichi EikaiwaとDMMとQQEの比較表
まずは気になる月額のレッスン料金などから比較してみました。
Mainichi Eikaiwa | DMM | QQE | |
---|---|---|---|
料金 | 12,000円/25分※週2回 24,720円/50分※週3回 |
5,800円/25分 31,200円/50分 ※ネイティブプラン |
5,780円/25分 9,680円/50分 |
ネイティブ講師 | 全員ネイティブ | 一部ネイティブ | 非ネイティブ |
テキスト | なし | あり | あり |
講師数 | 22人 | 6,000人以上 | 850人 |
海外留学サービス | なし | なし | セブ島に2校 |
カランメゾット | なし | なし | 認定校 |
日本語ガイド | なし | なし | 初回あり |
DMMとQQEは毎日レッスンが受講可能ですが、Mainichi Eikaiwaは最高でも週3回までになります。
これは所属している講師の数や、担任制をとっている関係だと思われます。
ネイティブスピーカー勢揃いの「Mainichi Eikaiwa」の特徴
(メリット・デメリット)
担任制で同じ講師からずっと教えてもらえるのが嬉しい!
Mainichi EikaiwaはSkypeを使ったオンライン英会話サービスです。
オンライン英会話のメリットはなんと言っても、自宅で好きな時間帯に好きな講師と英会話ができる点です。
個人的にオンライン英会話のメリットって、講師を自由に選べる点だと思います。
人間同士なので相性の善し悪しは必ずあります。
僕はDMMで趣味の合う講師に出会えました。
講師の趣味は旅行、写真撮影です。
僕も全く同じ趣味なので、撮影機材の話がはじまると、レッスンテキストの事なんか忘れて終始フリートークで終わることも多々あります。
なんとなく「オンライン英会話=外国人との英語の勉強」と思うと気が重たいですが、自分の興味のあるジャンルを楽しく英語でおしゃべりする時間だと思うと、レッスンもワクワクします。
Mainichi Eikaiwaの最大メリットは、初回に3人のネイティブ講師とレッスンを受けて一番相性の良いと思う講師を担任という形で継続的にレッスンを受けることができる点です。
ネイティブ講師はアメリカ人(11人)、イギリス人(4人)、カナダ人(3人)、その他の国のネイティブ講師(4人)の合計22人が在籍しています。(※2017年6月現在)
またMainichi Eikaiwaの講師は日本に住んでいる方もいて、日本語が多少(?)話せる人もいるようです。
日本語が話せる講師を希望すればアテンドしてもらえます。
DMMやQQEは基本的にフィリピン在住のフィリピン人がメインなので、当然日本語が話せても挨拶程度くらいしか話せません。
DMMやQQEは人気講師の予約がとても取りづらく、また良い講師に出会えたとしても、徐々にその講師のレビュー評価が高まると、予約が取りづらくなります。
そうなるとまた新しい講師を発掘し、自分にとって相性の良い講師を見つけていく必要があります。
講師の予約は日々行う必要があるため、積み重ねると無視できないタスクボリュームです。
ちなみに同じ講師の予約が取りやすい順番はMainichi Eikaiwa>>>DMM>>QQEという順番です。
Mainichi Eikaiwaはテキストがないので英語超初心者にはハードル高いかも…
実はMainichi Eikaiwaにはテキストがありません。
DMMには文法レッスンや瞬間英作文などコンテンツが充実しています。
QQEにもカランメゾットやTOEIC 試験対策カリキュラム、ビジネス英会話などがあります。
テキストがないとういことは、基本的に講師と英語でやりとりできないとレッスンが成り立ちません。
(日本語が多少話せる講師もいます)
体験レッスンで講師から言われたのが、こちらが勉強したいテーマを決めて講師がそれに合わせて教えてくれるということでした。
- 文法
- 発音
- アメリカのライフスタイルやカルチャー
- 経済
- ニュース
どんなテーマでもOKです。
しかし、自由度がある分、英語超初心者には難しいかなぁとも思いました。
僕がはじめてオンライン英会話をした時は、とても緊張しました。
そして、自己紹介もままならない感じで相手とフリートークを10分もすると言葉が出ず苦痛になってきます。
初心者はテキストがあった方が楽です。
理由は簡単で、テキストを見ながら英語を読むのは学生の頃からやり慣れているので楽だからです。
もちろん、自分で英語を構築する力は必要になってきますし、どちらかというとオンライン英会話は”アウトプットの場”です。
よく日本人が英語を話せないのはインプットばかりしてアウトプットをしないからだと言われています。
野球で例えられますが、バットの素振り(単語や文法の勉強)はするけど、試合に出ない(外国人と会話をしない)からいつまで経っても上達しないからです。
だから、オンライン英会話は学んだ事をどんどんアウトプットする場として活用するのが効果的です。
そういう意味では、テキストという”逃げ道”がない完全フリートーク制のMainichi Eikaiwaは脱初級者以上向けサービスという印象です。
「Mainichi Eikaiwa」の体験レッスンの内容
https://www.mainichieikaiwa.jp
第一印象として、Mainichi Eikaiwaのホームページを見た時、少し不安でした。
なんとなく、外国人が日本人向けに作ったような雰囲気のデザインです。
予約システムもDMMやQQEのような講師の空き時間から選択して予約するものではなく、メールフォームから希望日時(3つ)を伝えてその中から後日、日時が決まるものでした。
月額制利用の場合は、曜日と時間を選び、毎週その曜日と日時に担任講師とレッスンを行うシステムです。
毎回予約をとる必要がないので、DMMやQQEと比較してこの点は、とても良いと思います。
僕を担当してくれたのはDennis講師でした。
ハワイ生まれのネイティブスピーカーです。
現在大阪在住ということで、日本文化への理解もある方でした。
自己紹介パート
まずはお互いの自己紹介からスタートします。
オンライン英会話をスタートするにあたって、最低限以下のトピックスを英語で話せるようにしておくと良いです。
・名前
・年齢
・生まれた場所
・職業と仕事内容(学生なら何を勉強しているか)
・趣味(旅行や、休日の時間の過ごし方など)
・英語を勉強する目的
担当の講師は、とても大らかな雰囲気の方で、話しやすかったです。
ハワイの方って土地柄の関係か陽気で明るい方が多いなぁという印象です。
英語の発音もさすがネイティブなので流暢です。
普段からフィリピン人の発音を聞き慣れていたので少し心配でしたが、このネイティブ講師の発音は特に聞き取れない等の問題はありませんでした。
(おそらくイギリス人講師だと相当苦戦するのかなと思います…)
レッスンパート
その後、英語でMainichi Eikaiwaのシステムについて説明を受けます。
(本記事の冒頭で紹介したような内容)
レッスン内容は基本的に生徒が学びたいことに基いて自由に決められるので、ハワイでの生活について色々質問しました。
その講師は今は大阪に住んでいることから、ハワイは住む場所ではないということを言ってました(笑)
ハワイで生活するには、仕事を2つ以上掛け持ちしなければいけないほど物価や家賃が高いそうです。
また日本のように公共交通機関も未発達で、移動手段は自家用車がメインで、どこに行くにも不便ということでした。
近年はアジア圏から多くの人が集まり街全体の治安が悪化し、ホームレスの増加など、講師が住んでいた20年前とは大きく変わったそうです。
僕が抱いていたハワイのイメージとは違う一面が聞けて、とても勉強になりました。
またフリートークで50分間は自分には長く、たまにネタ切れっぽくなりました。
それでも講師は話題を変えて色々質問してくれました。
日本文化(パチコンや宝くじ、吉野家などの日本式ファーストフード店)についても質問をされて、単語が出てこないなど、自分自身の勉強不足を感じました。
(もっと勉強せねば…)
体験レッスンを終えて少し気になった部分と反省点
会話がとても盛り上がったのか、文法間違いや発音チェックなど、あまり指摘されませんでした。
普通のオンライン英会話だと講師によっては、Skypeのテキストチャットに文法間違いや、つまずいた単語をメモして送ってくれることが多いのですが、今回はほとんどありませんでした。
個人的に良い講師かの見分け方として、しっかりこちらの間違いや発音を指摘してくれるかを見ます。
間違いを指摘してもらわなければ、いつまでも正しい英語が身につきません。
QQEに留学した時に友達になった中国人は日本語がネイティブレベルでした。
彼が完璧な日本語を話せるようになったのは、日本人の友達と日本語で会話をして、発音や文法の間違いがあったら、その場で指摘してもらえたからです。(代わりに日本人の友達も中国語を教えてもらっていたそうです)
間違いを指摘してくれるかは、講師次第というところです。
今回は事前に口頭で間違いがあればテキストチャット等で指摘して欲しいと伝えなかったので、伝えておけば良かったかもしれません。
テキストチャットでやりとりしたのはこれだけ。
結論!
僕が3つのオンライン英会話を受けてみて、最も初心者にやさしいオンライン英会話サービスは「QQE」だと感じました。
理由は2つあります。
まず料金体系ですが、一番安く始められます。
QQEは月最大8回(1回25分)のレッスンが受けられて3,980円(税込)です。
はじめてなら週2回くらいが丁度いいので、金銭的負担も少ないQQEはおすすめです。
またQQEには初回に限り日本人によるオンライン英会話ガイダンスがありますので、疑問点があれば直接Skypeを通じて確認することもできます。
こんな人にMainichi Eikaiwaはおすすめ!
もちろん、Mainichi Eikaiwaが劣っている訳ではありません。
下の項目にあてはまる人には良いサービスだと思います。
気になった方は50分間の無料体験レッスンを受けてみてください。
- 英語のための英語の勉強ではなく、アメリカやイギリス、カナダの文化やライフスタイルを学びながら英語を勉強したい人
- ネイティブスピーカーから正しい発音を取得したい人
- 相性の良い同じ講師から継続して教えてもらいたい人
- 週3日のレッスンで料金を抑えたい人
- 日本語がある程度、話せる講師からレッスンを受けたい人