海外硬貨を電子マネーに両替!ポケットチェンジから中国WeChatに入金&使用方法
海外から帰ってくると使い切らずに余った硬貨(コイン)や紙幣が結構残ってしまったという経験はありませんか?
または何年も自宅に眠ってる海外の硬貨はありませんか?
僕も使い切れず余った硬貨の処分に悩んでいました。
次回行く時に使おうと思って保管しておくのですが、その次回使う機会は全くありません。
この記事の目次
使わない海外のお金の処分にポケットチェンジが便利!
自宅に何年も眠ってるマイナーな国の硬貨は何となく気持ち悪いです。
海外の少額な硬貨や紙幣とはいえ、お金なのでゴミの日に捨てるのも気が引けます。
そんな海外の余った硬貨や紙幣をまとめて、ごっそり電子マネーにできるのがポケットチェンジです。
ポケットチェンジとは、コンビニATMのような 空港に設置されている端末で、不要な硬貨や紙幣を様々な電子マネーにその場で両替してくれます。
例えば、使い切らずに余ったユーロやUSドル、韓国ウォンをまとめて以下の好きな電子マネーに両替できます。
- 楽天エディ
- iTunes
- LINEギフトカード
- Amazonギフト券
- WAON
- Ecopayz
このポケットチェンジの凄い所は各国の電子マネーに両替できるところです。
例えば、中国観光する時に、WeChatでの電子決済サービスを利用したいとします。
(中国は偽造通貨対策として、電子決済サービスが広く普及しています)
ポケットチェンジはWeChatにも対応してますのポケットチェンジ利用後に出てくるレシートのQRコードを読み取って即時入金できます。
実はWeChatへの入金は中国の銀行口座を持っていないハードルが高いので、簡単に入金できた時は感動しました。
ポケットチェンジの使い方(WeChatに入金するまで)
実際に関西国際空港に設置されてあったポケットチェンジを使って操作説明をします。(画面は2018年3月14日時点のものです)
まず画面内の使用したい言語をタッチします。
その後、両替したいサービス名のロゴをタッチします。
日本以外のサービスを希望の場合、国名をタッチしてから選びます。
選択が完了すると硬貨の投入口が開くので、投下します。
一度に入れられる枚数は20枚が上限です。
硬貨は国ごとに入れなくても自動で分別してくれるます。
追加の硬貨があれば、画面操作に従って20枚ずつ追加できます。
この時、対応していない硬貨は不明な硬貨としてカウントされます。
設置場所によって両替できる通貨は違います。
硬貨の投入が完了すると、次に紙幣を入れられます。
全て入れ終わると投入金額と両替後の金額が表示されるのでOKなら完了させます。
楽天エディ等のICカード型電子マネーは装置にカードやスマホをかざすことで入金されます。
不明の硬貨について、不要ならその場で寄付もできます。
小銭は意外と重くて嵩張るので、旅への感謝の意味も込めて寄付をしてしまうのも良いですね。
こちらがWeChatに入金するためのレシートです。
レシートが発行されたらスマホで、このQRコードを読み込みます。
スマホからWeChatを起動→チャット→画面右上の+マーク→QRコードをスキャン(アプリのカメラ使用を許可)
寄付ができる団体
- ユニセフ
- 世界の子どもにワクチンを 日本委員会
- プラン・インターナショナル
ポケットチェンジの設置場所
国内の国際線のある主要空港内に複数、設置されています。
- 新千歳空港(国際線到着口)
- 羽田空港(国際線ターミナル)
- 歌舞伎城1F
- TRAVEL HUB MIX
- 渋谷ちかみち
- 中部国際空港 アクセスプラザ2F
- 関西国際空港(国際線出発ゲート、国際線到着フロア)
- 大阪ジョイテルホテル
- 関空ジョイテルホテル
- ホテルエキチカ長堀橋
- 神戸プラザホテル
- 大丸心斎橋店(南館2F)
- 福岡空港国際線ターミナル
- 変なホテル ハウステンボス
ポケットチェンジの設置場所:https://www.pocket-change.jp/ja/
ポケットチェンジを実際に使ってみた感想!手数料や両替レートは?
ポケットチェンジはとても便利なサービスですが、両替レートはイマイチです。
僕が利用した時の例をご紹介します。
今回、下の金額をWeChatに両替しました。
- 43,500韓国ウォン(当時の為替レートで4,340円)
- 2.37ユーロ(同310円)
合計で4,650円分を投入して、WeChatに両替された金額は3,960円(235中国元)です。
銀行で両替をしても手数料が取られますし、レートも場所によって差があるので、一概に比較はできませんが、まぁこんなもんかなという感じです。
ただ、現時点で中国に知り合いのいない日本人がWeChatに入金する手段としては、ポケットチェンジが最も簡単なので、WeChatを中国で使ってみたい人にはおすすめです。
実際にWeChatを上海で使用してみた!その手順と注意点は?
もちろん日本でWeChatに入金しても中国で使用できます。
また驚くことに、中国において電子マネー決済は駅前でゴザの上でビニール傘を売っている露天商ですら、決済可能なくらい普及しています。(QRコードを見せてもらって、こちらが支払うので、相手はバーコードリーダーを持たなくてもOK)
手順はいたって簡単です。
- スマホからWeChatを起動→本人→ウォレット→マネー→ベンダーに支払い→OKボタンをタップ
- このような支払い用バーコード&QRコードが表示される。
- 上記画面をお店のスタッフに見せてバーコードリーダーで読み取ってもらい決済完了。
注意点としては、WeChatで決済するためには常にインターネット接続できるようにしておかないといけないことです。
観光ならレンタルWi-Fiを用意するか、現地のプリペイドSIMがあると良いです。
また中国(上海)の場合、無料Wi-Fiを利用する場合でも電話番号を登録してSMS受信できないとWi-Fi利用のパスワードが取得できないケースが多いので注意が必要です。
じゃ、「このQRコードを画面キャプチャして保存しておけば使えるのでは?」と思うところですが、不正利用防止のためキャプチャしたバーコードやQRコードでは使用できません。(コードの内容が毎回変わります)
また、なぜかWeChatの決済を拒まれることがありました。
(外人だと何か不正利用していると思われるのか不明…)
一応、WeChatを準備しても現金は持っていった方が良いです。
↓中国で利用するならオススメのプリペイドSIMカード
[まとめ] 不要な日本円硬貨を減らして荷物を極限まで軽くしたい人にもおすすめ
不要な硬貨をまとめて処分できて、次の旅の資金にあてられるポケットチェンジはとても便利です。
特に荷物を極限まで軽くしたい人は、出国時に日本の小銭すら海外に持って行きたくないはずです。
搭乗ゲート付近のフードコートで小銭を使い切ることもできますが、どうしても1円単位まで使い切ることは難しいです。
(そもそも小銭を空港に持っていかないのがベスト)
そんな時にも渡航先で使わない日本円の小銭も全部処分してお財布も綺麗に軽くすると、不思議と気持ちまで軽やかになります。
財布を分けたとしても、一度に2カ国以上の硬貨を管理するのは面倒です。
ましてや同じ財布に違う国のお金が入るのはお金同士が喧嘩しそうで管理の面でも大変です。
不要なお金を電子マネーに両替できるポケットチェンジは荷物もお金もシンプルに整理したい人にオススメのサービスです。