半日で観光できる!ドブロブニク城壁の効率的な行き方と格安ホテル
この記事の目次
ドブロブニクの概要
- 国:クロアチア共和国
- 言語:クロアチア語(英語、ドイツ語も比較的通じます)
- 通貨:クロアチア・クーナ(HRK/Kn)※1HRK=17.5円(2018年10月現在)
- 人口:43,950人(2016年)
- 観光シーズン:5月〜9月
- 日本との時差:サマータイム時は7時間(日本の時刻から-7時間)
- 気候:夏は沿岸部を中心に日差しが強く、日中は25度以上。冬は10度以下。
- 主なイベント:ドゥブロヴニク・サマーフェスティバル(毎年7/10〜8/25)※城塞での演劇、バレエ、クラシック音楽が楽しめる。
ドブロブニクの場所
ドブロブニクの観光日数は?
2日あればメインの観光スポットは十分に見て回れます。
物価が高いので多くのバックパッカーは2泊前後で離れる人が圧倒的に多かったです。
僕は1泊して半日だけ観光に時間をあてましたが、それでもドブロブニクの見どころを観光できました。
予算に余裕のある方は、もう少しゆっくりされても良いかもしれませんが、のんびり過ごす街という感じではないです。
リゾート気分に浸ってのんびり過ごしたければ・・・
- フヴァル島などの離島
- マカルスカ近郊のビーチ
- バスで片道2時間で行けるモンテネグロのコトル
などに行った方がいいのかなと思いました。
とにかくドブロブニクは大型客船で団体旅行が1回に3,000人以上乗り付けるような賑やかな街なので、相応の人混みは覚悟が必要です。
ボスニア・モスタルからドブロブニクにバスで移動
ドブロブニクは周辺都市やボスニア・ヘルツェゴビナのモスタル、モンテネグロのコトルなどからバスでアクセス可能です。
僕はスプリット→ボスニアのモスタル→ドブロブニクというルートでアクセスしました。
ボスニアのモスタルからドブロブニクにバスで行く場合、モスタルのバス停で直接購入することができます。
バス停窓口での支払いは現金のみで、クレカ決済で支払いたいので、「GetByBus」というサイトを使って予約しました。
Flixbusで路線がない場合も、GetByBusだとヒットしたりします。
旧ユーゴ圏でのバスのオンライン予約はFlixbusよりGetByBusの方がヒット率高いです。
クレジットカードで決済できますが、チケットは印刷必須です(本チケットと控えチケットの2部)
ゲストハウスのスタッフにお願いして印刷してもらいました。
余談ですが、クロアチアやボスニア近郊のバス路線は荷物預けに別途料金が必要になるケースが多かったです。
クロアチアの場合は10kn、ボスニアの場合は2ユーロをドライバーが請求してきました。
(他の乗客も同様に支払っていました)
また、モンテネグロはバス停の利用料として同様に少額を請求されました。
現地通貨(キャッシュ)は少額でも用意しておいたほうがいいです。
ドブロブニクと主要な都市を結ぶバスのメインターミナル(発着所)の場所
Obala Ivana Pavla II, 20000, Dubrovnik, クロアチア
半日でドブロブニクの3大観光名所(城壁周辺)を効率的に巡るルート
ドブロブニクは物価が高いので、なるべく短時間でメインの観光名所を効率的に巡るルートをご紹介します。
観光する順番はこんな感じです。
- ピレ門
↓ - ドブロブニクの城壁巡り(遊歩道を一周する)
↓ - ミンチェタ要塞
↓ - ピレ門
↓ - プラツァ通り(ショッピング&ランチ)
↓ - ドブロブニク大聖堂
↓ - プロチェ門
↓ - ドブロブニクのケーブルカー
↓ - スルジ山の山頂(ドブロブニクの展望を満喫)
ピレ門
まずドブロブニク観光は街の西側にあるピレ門からスタートします。
フェリー乗り場からドブロブニクの旧市街地に歩いてくると最初に差し掛かる大きな門です。
このピレ門の近く(旧市街地に入ったら左側)には城壁の遊歩道を渡れる入場口とチケット売り場があります。
先にドブロブニクの城壁巡りをして、街の全体像を把握するのも良いと思います。
プラツァ通り
プラツァ通りはドブロブニクの旧市街地メイン通りです。
沢山のレストランやお土産ショップが軒を連ねています。
歩いて見て回れるくらいの丁度いいサイズ感です。
ドブロブニクの城壁巡り(遊歩道)
ぜひドブロブニクに来たら城壁の上を歩いてみてください。
約1〜2時間で歩いてまわれます。
美しいアドリア海とドブロブニクの旧市街地のコントラストがとても美しいです。
スルジ山からの展望よりも街が近いです。
ドブロブニクを遠くからみて美しいのは、近くからみて美しいからだと感じ ました。
スルジ山とドブロブニクのケーブルカー
ドブロブニクで一番人気の観光地とも言えるのがスルジ山です。
よく観光写真やポストカードなどで見るドブロブニクの景色がここから見れます。
- 料金:往復150kn(約2,600円)/片道80kn(約1,400円)※クレカ決済可能
- 営業時間:9:00〜16:00(月によって変動)
- 詳しくは公式サイトhttp://dubrovnikcablecar.com/timetable-and-prices/
ドブロブニクの無料ツアー
ドブロブニクに限らずヨーロッパ各地では無料のウォーキングツアーが多くの街で実施されています。
ツアーの探し方はとても簡単です。
「都市名 free walking tour」でGoogle検索するとヒットします。
ツアー中は英語でのガイドが多いです。
ポストカードの風景を見て回る旅に飽きた方は、こういうツアーに参加した方が街の歴史や文化も学べるので、おすすめです。
ついでに英語のリスニング力も鍛えられるので一石二鳥!
無料ツアーと言っても、もし気に入ったら感謝のチップを渡してあげましょう。
ドブロブニクの無料ウォーキングツアー予約
https://www.freetour.com/dubrovnik/free-dubrovnik-walking-tour
バックパッカー向けのドブロブニクのおすすめ格安ホテル「Anchi Guesthouse」
ドブロブニクでのホテル探しは少し悩みますよね。
まず宿泊費が高い…。
さらにフェリー乗り場&メインバスターミナルから旧市街地が3kmほど離れている点など…。
旧市街地側に泊まるべきか?
それともフェリー乗り場に近い方に泊まるべきか?
僕はドブロブニクにはバックパックを担いでバスターミナルから来たので、なるべく重い荷物を背負って移動したくなかったので、フェリー乗り場&バスターミナルに近い「Anchi Guesthouse」というホテル(ゲストハウス)に宿泊しました。
なんと、バスターミナルまで徒歩3分の近さです!
Bookking.comの口コミレビューも「8.0(380件)」を獲得しています。
実際に泊まった感想をまとめます。
気に入った点
- Wi-Fiが強力で早い。
- 共用スペースの広さが魅力で、キッチンも2個所ありましたので自炊も快適。
- シャワーの温度、水圧も◎
- 屋外の日光が十分当たる風通しの良い中庭には洗濯干し場もあり洗濯も可能で、半日もすればカラカラに乾く。
- 近くに大型スーパーがある。
- フェリー・バスターミナルから徒歩3分圏内。
- 旧市街地へもバスで20分程度。
- スタッフがフレンドリー。
- ドブロブニクとしては安い1泊2,000円前後で宿泊できる。
イマイチな点
- ドミトリーの部屋自体は狭く薄暗い(特に1Fの部屋)
バックパッカーがドブロブニクで2泊程度、観光するなら良い宿だと思います。
ボスニア・モスタル→クロアチア・ドブロブニクの旅行記
※以下文章は僕が毎日書いているプライベート用の旅行記をブログ用に再編集したものです。
感じたまま書いていますので、ご容赦ください。
今いるのはボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルという街だ。
田舎で山も近く、深緑色の川が印象的な自然豊かな街。
物価も安く、のんびりした雰囲気が気にいったが、タバコの分煙が一切されておらず、これまで訪問した国のなかで非喫煙者には一番キツイ街だった。
ドブロブニクまでは一度ボスニアの国境をまたぐので、合計3回も入出国をした。
ちなみにモスタルからドブロブニクまでのバスはインターネット(Getbybus)での予約・購入ができる。
Getbybus:https://getbybus.com
モスタルのバス停で直接買った方が簡単だが、クレジットカードで決済したかったので、ネットで買った。
料金は115クナ(2,200円)
モスタルを朝7:00発で、ドブロブニクには11:00に到着予定。
到着後、すぐにドブロブニク観光をする予定だ。
ドブロブニクまでのバスでは小便が異常にしたくなって、バスの運転手に初めてトイレに行きたいと交渉した。
おそらく、前日に出会った大学生とビールを久しぶりに飲んだのが原因だろう。
移動日の前日はなるべく、当たり障りのない安全食を食べよう・・・。
トイレ交渉をするもバスの運転手は20分後に休憩するから、今はNOの一点張り。
マジで地獄だった。
交渉する時点でギリギリの状況なのを察してほしい。
膀胱炎になるのではないかと思うほどだったが、そこから更に20分我慢した。
ドブロブニクに到着すると、予約していたゲストハウス(Anchi Guesthouse)はバス停から徒歩2分で着く。
すぐに荷物を下ろして1日観光をスタート。
1日というか1時頃だったので、半日だ。
オールドタウンまで3kmあったがバス代が12クナで手持ちの現金がギリギリだったので歩いた。
知らない街を歩くのは、実際の距離感よりも近く感じる。
オールドタウンは城壁に囲まれた迫力あるものだった。
この景色を見て感じたのは、「やはりドブロブニクに来て良かった」と思ったこと。
前日に会った大学生がおすすめしてくれた通り、城壁の上を歩くのも楽しい。
街も海も近い。
狭い範囲に街が詰まっている。
なんとなく進撃の巨人のような感じ。
1周ぐるりとして、その後はケーブルカーでスルジ山の山頂から街を見下ろした。
ポストカード通りの風景だが、海の青さがあまりない。
太陽が海に沈みかけているから仕方ない。
しかし、ちょうど夕暮れ時のマジックアワーでとても幻想的だった。
帰り道は、スルジ山の登山道を歩いておりた。
ちょっと後悔した。
1,500円でケーブルカーで帰るべきだった。
靴がボロボロになるし、ケーブルカーで帰れば夜のオールドタウンの街歩きもできた。
まぁ帰路で夜景も少し見れたし、度は若干辛い思い出の方が記憶によく残る。
ドブロブニクは評判通り、1泊で十分楽しめた。
ダラダラ過ごす街ではないので、次のモンテネグロのコトルでは少しゆっくりしょう。