アフターコロナに世界一周をする人へ。やるべきは日記だけ
世界一周をしていた時はまさか世界が新型コロナウイルスで自由な往来ができなくなる日々なんて想像もできませんでした。
この記事の目次
自由な一人旅・・・
僕は2018年3月〜2019年3月まで世界一周をしていたので、新型コロナウイルスが広がる1年前のことでした。
その当時は”自由な一人で旅をしていたつもり”になっていたけど、本当は信じられくらい多くの人がその一人ひとりの一人旅を支えていて、本当にそれ自体が奇跡みたいなものなのかもしれません。
もう1年遅ければ世界一周はできなかったし、出発しても途中で帰ってきたか、または帰れずにどこかの国に隔離されていたかもしれません。
本当に世界一周ができるなんてその人の運とタイミング、そしてちょっとの準備なんだと痛感します。
でもきっとまた世界一周できる日々はやってきます。

アフターコロナの世界をあなたの目で
アフターコロナの世界を自分の目で見て回ることができれば、それもまた人生にとって素晴らしい経験になるはずです。
1年後か2年後か3年後になるか分からないけど、絶対にまた世界一周できる機会はやってきます。
その機会が来たら仕事もモノも、あらゆる”しがらみ”を全てを捨てる気持ちで世界に飛び出しましょう。
後悔はしません。
世界一周でやるべきことは日記だけ
もし、あなたが運良くこの先に世界一周をする機会があれば、これだけは覚えておいてください。
「毎日、日記だけはつけましょう。」
短くても長くても大丈夫です。
世界一周って何かテーマを決めて行かないと勿体ない・・・
ブログでも書こうかな・・・
色々と出発する前は雑念も多いかと思います。
でも極論、世界一周中に本当にやるべきことは日記です。
日記は誰に見せる必要もありません。
(むしろ人に見せる前提だと書きたいことが書けません)
あなただけの日記です。
言葉にできない風景に出会うこともあるでしょう。
それをあえて言葉にして残す。
- 人との出会いで今までの固定概念を崩された全く新しい気付き。
- 初めて口にする食材や料理。
- 辛いこと、楽しいこと、感動したこと、絶望したこと
なんでも良いので、心が動いたこと文字に残しましょう。
1年間、世界一周すると1年分365話のあなただけのストーリーが出来上がります。
それは小説をも超える奇想天外なストーリーです。
そして正真正銘の一生の思い出です。
世界で最も大切な情報とは?
僕はあらゆる世界の情報の中で1番大切な情報は自分の経験や記憶だと思います。
そんな貴重な情報も、残念ながらエビングハウスの忘却曲線が示すように、時間とともに消失していきます。
世界一周を終えた僕は東京の会社に就職をしました。
朝の満員電車に乗り、今日の同じ日付の世界一周をしていた日記を読むことがたまにあります。
「3年前の今日は、こんな所に行ってこんなことがあったんだな」
世界一周中の日記を読むだけで2年経った今でも当時にタイムスリップできます。
閉じていた記憶の引き出しが突然開き、朝から夜までどんなことがあったか鮮明に思い出すことができます。
旅は不思議で、やっている時はメチャクチャ辛かったはずなのに、終わって時間が立つと、本当にやって良かったな〜としか思えないです。
東京の電車の中にいながら、目を閉じるとアフリカのタンザン鉄道にゆられながら見た、大地に落ちる赤く燃え上がる夕日が見えます。
僕にとって、世界一周中に起こった出来事、見た景色、出会った人々からの親切・・・
それは世界で最も大切な情報、死ぬまで大切にしたい情報です。
だからこそ、自分の脳に記憶し続けるために日記は必要不可欠です。
世界一周中の日記の書き方
どんなお土産よりも日記こそ最高のお土産です。
アフターコロナに世界一周をされる人は毎日、日記をつけてみてください。
どうしても疲れた日など日記を書けない日があるかもしれません。
書けない日があるのは仕方ないことです。
そんな時は3日間や1週間などまとめて書いても良いと思います。
最大1週間程度なら思い出しながらも日記は書けます。
日記をつける媒体は紛失リスク、どこでもつけられるメリットなどを考慮して普段使っているスマホのメモアプリが良いです。
(データ化さえしておけば、印刷することもできますし加工も簡単)
僕は効率を考えてMac Book ProでEvernoteで日記を書いてました。
居心地の良さそうなカフェで世界中のコーヒーを飲みながら日記を書く時間は僕にとっては色々なものが”整う”時間でもありました。
願わくばまた自由に旅ができる普通の世界になりますように。
