東京一人暮らしを安く住む!月5万円のソーシャルアパートメントに1年住んだ感想
1年間の世界一周が終わり、仕事の都合で東京に引っ越しました。
東京に住むのはこれが2回目ですが、今回はソーシャルアパートメントを選びました。
今、注目されている賃貸居住のカタチであるソーシャルアパートメントについて、入居して1年以上が経過したので感想や、そのメリットとデメリットをまとめてお伝えします。
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この記事の目次
ソーシャルアパートメントとシェアハウスの違いは?
ソーシャルアパートメントとはシェアハウスとマンションが合体したような賃貸物件です。
従来のシェアハウスは部屋を入居者でシェアするので、ルームメイトと距離感が近すぎたりして、ストレスがかかります。
ソーシャルアパートメントは、寝室などのプライベート空間と、広いキッチンやリビング、ラウンジなどの共用エリアが備わっています。
そして、ソーシャルアパートメントは30〜150人クラスの規模が大きい物件が多いので、トレーニングルームやシアタールームなどプラスαの豪華設備が揃っているのも特徴です。
元々は大手企業の社宅などに使われていた物件をリノベしていたりするので、内装なんかもかなり今っぽいオシャレな雰囲気です。
僕が住んでるソーシャルアパートメントのスペック
入居者について
- 居住人数
- 約30人
- 男女比
- 50:50
- 年齢層
- 20代〜30代
施設について
- 鉄筋4階建
- 1Fは共用エリア
- 2F〜4Fは居住エリア(個室30部屋)
共用設備
- アイランドキッチン(12畳くらい)
- 大型TV付きダイニング(18畳くらい)
- リビング(18畳くらい)
- トレーニングルーム
- シャワールーム
- ランドリールーム 無料の洗濯機×6つ 乾燥機×2つ ※30分100円
- 各階に大小トイレ×3つ
- 各階に洗面台×6つ
- 宅配ボックス×10
- 個人用の下駄箱
- 玄関オートロック
個室(プライベート空間)
- 9畳
- クローゼット+鏡
- バルコニー
- 下駄箱
- 鍵付き扉
では僕が実際に1年間、東京のソーシャルアパートメントに住んで感じたメリットとデメリットを細かく挙げてみます。
ソーシャルアパートメントのメリット
【メリット1】家賃や初期費用が安く、生活コストが圧倒的に抑えられる
なんと行っても一番のメリットは家賃が安い点です。
1ヶ月の家賃は42,000円です。
(現在は値下げ交渉に成功して36,000円です)
僕が住んでいるのは新宿駅から急行で25分ほどの駅で、物件は駅から徒歩5分ほどです。
周辺環境は自然豊かで、ランニングやサイクリングなどもしやすくて気に入っています。
駅前には大きなスーパーがあり普段の買物には困りませんし、少し自転車を走らせればイオンモールなんかもあり、実家の街に似ている所がとても落ち着きます。
ファミリー層が沢山住んでいるので治安も良いです。
職場がある新宿までの通勤時間は30〜40分圏内なので移動も楽です。
契約時の家賃詳細
- 賃料:42,000円(※現在は36,000円)
- 共益費:13,000円
- 保険:1,650円
合計:56,650円(※現在は50,470円)
共益費には以下の費用が含まれています。
- ガス
- 水道
- 電気
- インターネット(Wi-Fi)
ガス、水道、電気、インターネットなど個別に契約する必要もないので、入居手続きも非常に楽です。
また、上記4つのライフラインはいわば13,000円で使い放題です。
夏や冬もエアコン代をいちいち気にする必要がないのが地味に嬉しいです。
通常、家賃には光熱費が一人暮らしで平均10,000円かかるので、家賃+光熱費で考えると、やはり圧倒的に安く生活することができます。
また初期費用も抑えられるのが大きなメリットです。
- 仲介手数料:0円
- 礼金:0円
- 敷金:30,000円
- 最初の2ヶ月分の賃料を前払い:55,000円×2ヶ月=110,000円
初期費用の合計:140,000円
契約時の初期費用もたった140,000円です。
(2ヶ月分の前払いの家賃を除けば実質の初期負担金は30,000円のみです)
この30,000円は退去時のクリーニング代として使われます。
ちなみに、同じエリアで普通の賃貸アパートを内覧し、出された申込み時の初期費用は27万円でした。
【メリット2】大型家具、家電からシェアすることで入退去が圧倒的に楽!
さらに家具や生活に必要なもモノはほとんど備え付けられて住人同士でシェアできます。
- 洗濯機
- 乾燥機(100円/30分)
- 調理器具(炊飯器、フライパン、鍋、皿、まな板やお玉などありとあらゆる調理器具)
- 冷蔵庫(キッチンに共用の大型タイプ、個室にプライベート用の小型タイプがそれぞれアリ)
- ベッド*
- 机*
- 椅子*
- カーテン*
- エアコン*
- ドライヤー
- アイロン
etc…
*は個人部屋に備え付けられています。
もし普通のアパートに入居し、これらの家具家電をそろえると、契約金(27万円)と家具家電(約10〜30万円)で37〜57万円近くかかったと思います。
契約金(14万円)のソーシャルアパートメントとの差は実に23〜43万円!
ちなみに僕がソーシャルアパートメントに引っ越して、新たに買ったモノは布団くらいです。
布団があれば、引越し当日から不自由なく生活できます。
はじめて一人暮らしをスタートする人にとって、生活家電や家具などの初期費用は膨れるものですし、入退去時にいちいち引越し業者に依頼して、モノを移動させるコストも無駄です。
大型家具、家電は所有せず必要なときだけ一時的にシェアするのが賢い選択だと思います。
僕は、いつでも気軽に住む場所を移動できるよう、なるべくモノは買わずに移動にかかるコストも最小限化しています。
これは世界一周バックパッカーの旅から学んだことが、身にしみているのかもしれません。
もし、あなたも行ってみたい場所への引っ越しやノマド的なライフスタイルを望んでいるなら、まず手始めにホテルのサブスクサービスなどを利用するのも手です。
例えばgoodroomは敷金・礼金・審査なしで月額6万円代で東京や大阪、京都、福岡など大都市圏のホテルを明日から自由に宿泊しながら生活できます。
ソーシャルアパートメントにはトレーニングルームも併設しているところがあります。
僕の住んでいるところもあります。
引っ越してからは有料ジムに行かなくても、室内トレーニグ&屋外ランニングで十分、運動できています。
【メリット3】新たなコミュニティが持てる。そして生活の質が上がる!
あえて3番目にメリットを書きましたが、僕が感じるソーシャルアパートメントの一番のメリットはこれです!
入居者同士のコミュニケーションを通じて、新たなコミュニティが持てることです。
職場と自宅の往復だけだと、なかなか職場だけの狭いコミュニティだけ所属する形になり、新しい刺激やストレス発散の場所が限られます。
職場以外のコミュニティをどれだけ作れるかが人の幸福に左右するという研究結果もあります。
ソーシャルアパートメントに来る人たちは職種も性別も年齢もバラバラです。
今まで出会った事のない価値観を持つ人がいると思います。
また一般的に「普段、接する周囲5人の平均が自分」という話があります。
はじめてソーシャルアパートメントで一人暮らしをする場合、周囲の人から色々な料理のレシピや生活についての知恵を教えてもらう機会も多いと思います。
僕も沢山の入居者と接して色々な事を教えてもらい、料理レピシや生活の知恵の幅が広がりました。
もし、将来的にソーシャルアパートメントを出て一人暮らしをしても、周囲の人たちから学んだこれらの点は一生役立つと思います。
ソーシャルアパートメントは「一人暮らし養成所」みたいなところかもしれません。
ソーシャルアパートメントの5つのメリットまとめ
- 一人暮らしのランニングコスト、イニシャルコストを抑えられるので、貯蓄や投資に資金を回せる。
- 一生役立つ生活の知恵を授けてもらえる。
- 周囲の目もあり、生活習慣が改善する。(食事から起床時間、普段来ている服など、周りから見られることを意識するので良くなる)
- 一人暮らしでも寂しくない。日々の生活も飽きない。
- 色々な業種の人との出会いが刺激的。
ソーシャルアパートメントのデメリットは入居者同士のトラブル
入居者同士のトラブルがソーシャルアパートメントの唯一にして最大のデメリットです。
例えば、僕が住んでいるのはソーシャルアパートメントでは他人のものを勝手に盗み食いする人や、女性の下着を盗む人がいます。
何度も入居者全員が入っているLINEグループで注意警告しようが、キッチンに張り紙やラベルをはろうが、関係なく盗み食いする人がいます。
もう防犯カメラでもつけようかというレベルで、被害にあっている人たちは憤慨しています。
食の恨みは怖いです。
食べようと思って買ってきたものがないのですから・・・。
その他のトラブル事例としてはこんな感じです。
- 共用スペース(トイレやシャワー室)も使用後ですら全く掃除をしない人がいる
- ゴミの出し方が雑(ペットボトルの飲みかけがそのまま捨ててあるから、他の入居者が後始末をする)
- 足音、物音がすごい人がいて寝ていても起きてしまう
- 喫煙マナーが悪い人がいる(ベランダで吸ったり、ペットボトルに吸い殻を入れてゴミ置き場に放置)
- 食器など洗い方が雑な人がいる(これは仕方ないけど)
- コミュニケーションが取りづらい雰囲気の人がいる(人とコミュニケーション取る気もなさそう)
- 仕事で嫌なことがあったか知らないけど、意味も分からずイライラしている人がいて場の空気が悪い時がある
基本的に、ソーシャルアパートメントを選ぶ際のメリットって面倒な掃除をしてくれるからという人もいます。
でも実際にはそんなに掃除業者は頻繁に細かい部分を掃除はしません。
掃除したくない人が沢山集まると、とにかくヤバいくらい汚くなります。
正直、ここが本当にストレスで退去したいと思ってしまう理由の一つです。
地雷ソーシャルアパートメントを選ばないために入居前にチェックすべきこと
入居後にソーシャルアパートメントが合わず即退去してしまう人もいます。
お金と時間と引っ越しの苦労を考えるとソーシャルアパートメント選びは大切です。
入居前に避けたほうが良い特徴のソーシャルアパートメントをご紹介します。
Googleマップレビューは絶対チェック!
Googleマップでソーシャルアパートメント名で検索すると入居者たちのレビューが確認できます。
入居前に必ずチェックしておきましょう。
壁の薄さ、騒音、トラブル事例、入居者属性などある程度の情報収集が可能です。
レビューが荒れている場合、選ばないほうが無難です。
空室率の高いソーシャルアパートメントは避ける
ソーシャルアパートメントの募集ページを見ると空き部屋数と満室部屋数が確認できます。
当たり前ですが人気のソーシャルアパートメントは空室率が低いです。
そして空室率が高いソーシャルアパートメントは何かしら問題を抱えています。
空室率が高いということは、2つ原因が考えられます。
- そもそも立地や設備、家賃などに魅力がなく新規入居率が低いこと。
- 住民の生活満足度が低く、退去率が高いこと。
要するに空室(募集している部屋数)が多いということは、入居者が積み上がらずに常に定員割れしている状態です。
空室率が高い原因の多くは住民同士のトラブル、建物の構造的な問題(壁が薄いなど騒音や生活動線の不便さ)、周辺により魅力的なソーシャルアパートメントがある、共用設備が魅力的ではない、一人暮らし向けの賃貸と比較して家賃に割安感がない、周辺エリアの治安や騒音など様々です。
都内の場合、空室率が20%前後あるソーシャルアパートメントは避けた方が無難です。
(例えば部屋数が50部屋に対して、10部屋くらい募集しているような物件)
人気のソーシャルアパートメントは空室が出てもすぐに満室になることが多いです。
満室に近いソーシャルアパートメントは運営もしっかりしており、住民の退去率も低く、総じて良いソーシャルアパートメントである可能性が高いです。
同じエリアの1K家賃と比較して賃料にバリューを感じない物件は避ける
ソーシャルアパートメントの魅力は家賃のお手頃感です。
同じエリア&築年数が同じくらいの1K賃貸物件と家賃を比較してみましょう。
もしソーシャルアパートメントの賃料に魅力を感じなければ、入居後に家賃が節約できてるという大きなメリットを感じることができず、一人暮らしがしたくなります。
ソーシャルアパートメントは本質的には寮です。
大勢の名前も素性も知らない赤の他人と一緒に生活空間を共有して暮らすので、我慢もしなければいけません。
その我慢の対価として家賃の節約はかなり精神的な支えになります。
ソーシャルアパートメントに入居しない方が良いタイプの特徴
上で紹介した通り、僕がソーシャルアパートメントに入居してから大小トラブルは絶えません。
8割くらいは入居者同士のトラブルです。
中には「なんでこの人シェアハウス(ソーシャルアパートメント)選んだのかな?」と首をかしげるような人もいます。
ソーシャルアパートメントは一つのコミュニティに所属することになるので、ルールやモラルなど最低限の事は理解し、互いを尊重し守らなければお互い不幸になるだけです。
そこで少し手厳しいですが、こんな人はソーシャルアパートメントに入居しない方が良いと思う人の特徴を挙げてみます。
- 部屋や共用設備を使った後に掃除ができない人
- 他の入居者と挨拶ができない人(目も合わせられない人)
- 食料など他人のものを盗む人
- 大音量で音楽を聴くのが好きな人(何時間も部屋で友達と電話をする人)
- 他人を思いやったり尊重できない人
普段から頻繁にコミュニケーションを取れている人とはトラブルになることは、ほとんどありません。
ソーシャルアパートメントはコミュ力はそれなりに求められる環境です。
トラブルがあるからこそソーシャルアパートメントを選ぶ上で大切なこと7つ
ソーシャルアパートメント選びの重要な要素として7つあります。
- 立地
- 値段
- 共有施設の充実度
- ソーシャルアパートメントの独自コンセプト
- プライベート部屋の間取りや広さ
- 住人の属性
- 管理会社
この中で見落としがちな重要な要素として管理会社です。
どうしても多人数で共同で暮らす以上、トラブルは大なり小なり発生します。
そこで、大切になってくるのが管理会社です。
管理会社がどれだけ、ソーシャルアパートメントの住人の声を聞いて、仲裁や課題解決に対応してくれるかはソーシャルアパートメント生活の快適度を大きく左右します。
例えば清掃業者が入っているにも関わらず、表面的な所しか掃除してもらえない場合もあります。
管理会社に言っても対応されない場合、結局は意識の高い住人同士で水回りなど掃除をしなければいけないケースも発生します。
掃除をするだけならまだしも、そもそも掃除用具がなく、自費で掃除道具を買ったこともあります。
管理会社がしっかり住人の要望に応えてくれる所なら、共益費から掃除道具などを買ってくるかもしれません。
僕の知り合いが住むソーシャルアパートメントでは掃除道具だけではなく、共用エリアにソファなども追加購入してくたりするそうで、この辺は管理会社や運営会社の違いが大きくでるところです。
またソーシャルアパートメントは多くの人が集まる空間です。
時には部屋に友人を集めて夜遅くまで大声で話している人もいますし、ゴミの出し方が悪い人なんかもいます。
そういう場合、注意したいところですが、よくニュースでも他人を注意したら逆ギレされて、殴られて意識不明になるなんていうニュースを頻繁に見かけます。
あまりコミュニケーションをとれない人に注意する場合は、管理会社経由で言ってもらった方が無難です。(もちろん、コミュニケーション取れそうな人は直接言います)
そこで、良い管理会社かどうかを見定めるポイントとして、内覧時に「住人からのクレームにどのように対応していますか?」と率直に担当者に聞いてみるのも手です。
あとはソーシャルアパートメントの内部に張り出されている掲示物を見て、書かれている注意書きなどのレベルが低い場合も注意が必要です。
住人モラルが著しく低い可能性があり、そういう部分にストレスを抱えたくない人は、集団生活に耐えられないかもしれません。
ソーシャルアパートメントの独自コンセプト
東京のソーシャルアパートメントではコンセプトのある物件が増えています。
NEIGHBORS(ネイバーズ)鷺沼
在宅テレワークに特化したソーシャルアパートメント
THE LIVELY(ザ ライブリー)東京麻布
高級・ラグジュアリーなソーシャルアパートメント
ネイバーズ二子玉川
「自転車と暮らす」をテーマにしたソーシャルアパートメント
コンセプトに共感する人は多いです。
すると、同じ趣味や思考の人が集まります。
初めての人でも趣味や仕事などが一緒だと会話が弾み、すぐに仲良くなれます。
立地や家賃も重要ですが、結局は自分に近い属性の人が集まっているような環境で暮らしたほうが楽しいです。
東京のソーシャルアパートメント暮らしはアリかナシか?
入居者にどんな人がいるか?という運要素が大きいですが、東京のソーシャルアパートメント暮らしは僕の中ではギリ!アリです。
(ハイリスク・ハイリターンにはなります)
ここで、100人にアンケート調査で分かった「東京で一人暮らしをして後悔した8つ」をご紹介します。
- ホームシックになった
- 生活費がかかり過ぎた
- 満員電車が辛い・路線が多過ぎて迷う
- 就職が上手くいかなかった
- 孤独感に悩まされた
- 方言をいじられた
- 結婚できなかった
- 体調が悪くても頼る人がいない
この内、ソーシャルアパートメント暮らしで解決できる点は4つもあります。
- 生活費がかかり過ぎた → ソーシャルアパートメントは初期投資、維持ともに安いです。
- 孤独感に悩まされた → 帰宅すると誰かがいて「おかえり」と言われます。話し相手も困りません。
- 結婚できなかった → 入居者同士で結婚するケースも多いそうです。(相手の生活がよく見えるので結婚後のミスマッチもおきにくそう)
- 体調が悪くても頼る人がいない → 「なんか体調が悪いんだ」と言えば野菜&果物スムージーを作ってもらったり、葛根湯もらったり、すごく親切にしてもらえます。
デメリットも無いわけではありませんが、それを補うメリットを僕は感じますので、しばらくは東京でのソーシャルアパートメント暮らしを楽しもうと思います。
東京暮らしを安くするコツ
ここでは東京暮らしを安くする上で知っておきたい情報を共有します。
契約更新のタイミングで価格交渉して毎月賃料6000円削減!
東京は基本的に人口が増え続けているので、魅力的な物件はすぐに埋まります。
その一方で空き部屋を多く抱えるような不人気のソーシャルアパートメントなんかは賃料を下げたりします。
実際、僕のソーシャルアパートメントも入居時と1年後の賃料が月額6000円近く安くなっていました。
そこで、定期的に今住んでいる物件の賃料をチェックすることをおすすめします。
仮に、入居時より安くなっていて、入居年月が経っていれば賃料交渉をして、固定費をカットすることができるかもしれません。
僕の場合は、管理会社が値引き交渉は受け付けてくれませんでしたが、1回退去して再度、新規契約をすることで毎月の賃料ダウンに成功しました。
少しでも東京に安く住み続けたければ、思い切って契約更新のタイミングなどで不動産屋や管理会社と直接交渉するのが◎です。
[あとがき]ソーシャルアパートメントでのトラブルを防ぐためにできること
入居者のコミュニティに溶け込めるかがソーシャルアパートメント暮らしの明暗を分ける
ソーシャルアパートメントへ入居する前に一番気になるのが、すでに入居している人たちとのコミュニケーションだと思います。
基本的にソーシャルアパートメントはシェアハウスと違い、物件によっては誰ともコミュニケーションを取らずに住むこともできます。
しかし、それではソーシャルアパートメントを選ぶメリットの半分が消えます。
入居した最初の一週間で、おそらくその後のソーシャルアパートメントでの生活の方向性が決まります。
僕も不安だった引越し初日のコミュニケーション
ソーシャルアパートメントに入居した日、リビング・ダイニングからは、すごく盛り上がって楽しそうに会話する声が聞こえてきました。
正直、どんな人達がいるんだろう?と挨拶をしに行くのが少し不安でしたが、思い切ってリビング・ダイニングの扉を開けて挨拶をしました。
皆さん、とても良い人達で今ではすっかり一緒にいても安心できる関係性になりました。
ちなみに僕が住んでいるソーシャルアパートメントでは、共用設備であるリビング・ダイニングを利用する人は30人中10人程度です。
約2/3の人達はあまり積極的に他人とコミュニケーションはしていないです。
もし、いきなり輪の中に入りづらい場合、リビングなどに入居してきた挨拶カードと名前、気持ち程度の菓子折りでも置いておくと、新しい人が来たんだと入居者で話題になり、お礼もされるのでコミュニケーションがスムーズに始めらます。
トラブルを防ぐには、どれだけソーシャルアパートメントの中でのコミュニティに溶け込めるかが重要だと思います。
コミュニティにスムーズに入れるかは最初の第一印象が、やはりかなり重要です。
基本ですが「笑顔で挨拶」
これに勝るものはないでしょう。