アディゼロジャパン6レビュー!厚底過ぎない走り心地最高!7&8との比較

アディゼロジャパン6レビュー!厚底過ぎない走り心地最高!7&8との比較

前回の記事ではadidasのアディスターCSのレビューをしてみました。

アディスターCSレビュー!重いけど怪我のリハビリに良いLSD・練習用ランシュー

思ったよりも多くのランナーに読んでもらっているようで、adidasのランシューはやっぱりコスパと性能から人気の高さを感じました。

今回は僕のスタメンシューズで一番お気に入りである「アディゼロジャパン6」をレビューしてみます。
いまさらアデゼロジャパン6?って感じですが、僕がどれくらいこのシューズが気に入っているというと、7と比較し、7よりも値段が高かったにもかかわらず6を予備としても追加購入したくらい気に入っています笑

アディゼロジャパン6

気に入って予備として追加購入したアディゼロジャパン6(ホワイト/グリーン)

今回はアディゼロジャパン6と7&8の比較レビューをしてみます。


【PR】日本人の足の形状に合わせて研究開発されたO脚・X脚インソール

500km超えてもアディゼロジャパン6の耐久性は問題なし!

大阪マラソン2023はアディゼロジャパン6で完走!
大阪マラソン2023はアディゼロジャパン6で完走!

僕はアディゼロジャパンは5から愛用していますが、6も500km以上走り込みました。
大阪マラソンも42.195kmをアディゼロジャパン6で完走してます。

アディゼロジャパン5
最初に買ったアディゼロジャパン5
アディゼロジャパン6
次に買ったアディゼロジャパン6

不整地も好きでアスファルト以外にも、土、草むら、石など雨の日も含めて結構ハードに使い込んでいますが、破れなど一切ありません。
さすがにソールはすり減ってきますが、まだ走れそうな感じです。

アディゼロジャパン7の致命的な破れ問題

僕がなぜアディゼロジャパン7をスルーして未だに6を予備として追加購入したかというと、7のアッパーサイドの破れ問題です。

これについては国内、海外のレビュー記事に散々アップされています。
7が発売された直後に試着してみたくて渋谷のadidasオフィシャルショップに行ったのですが、その時、希望カラーが店舗になく、バックヤードからサンプルを見せてくれました。

それがアッパーサイドが破けていた7でした。
7が発売して間もない頃だったので、もうこんな破れたものがあるんだ…と7を購入する気満々だったので肩透かしを食いました笑

アディゼロジャパン6は踵全体のホールド感が7より良い

アディゼロジャパン6

アディゼロジャパン6の重量は27cmで公称値231gです。
最新の7や8と比較すると215g(27cm)なので、若干重いです。

ただその分、踵のホールド感など全体的なクッション性は6の方が優れていると感じます。
昔、腸脛靭帯炎で苦しんだときに、プロのランナーもケアしているスポーツ整体トレーナーから教えてもらったのが、「シューズ選びで大切なのが踵全体のホールド感」でした。

アディゼロジャパン6(踵全体をサポートするヒールカウンター)
アディゼロジャパン6(踵全体をサポートするヒールカウンター)

踵全体(ヒールカウンター)が固く、しっかりしているシューズだと、走ったときに足首の捻りや体の軸のブレが起きにくく、腸脛靭帯への負荷も軽減されるということでした。

その時、ちょうどNIKEのランシューを履いていたのですが、よりヒールカウンターが固くてクッション性が高いasicsのゲルカヤノに買い替えて、ケアしながら走ったら徐々に腸脛靭帯炎は緩和されていきました。

僕がランシューに求めるのは軽さよりも、毎日走っても安心して楽しく走れるシューズです。
触ってグニャグニャな7や8のヒールカウンターは不安です。

不整地を走るなら厚底シューズより、地面の感触をダイレクトに感じれるアディゼロジャパン!

公園の不整地を走るのが楽しくなるのがアディゼロジャパン6!
公園の不整地を走るのが楽しくなるのがアディゼロジャパン6!

僕はアディスターCSのような厚底シューズも普段履いてますが、実は厚底はあまり好きではありません。
理由は厚底シューズだと地面の感覚が分かりにくく、素足のようなダイレクトな感触が味わえないからです。

アディゼロジャパン6は厚底過ぎないので土の感触があり、不整地を走ると楽しい!

特に膝への負荷軽減のため、また自然との一体感を感じるために不整地をよく走ります。
公園でも自転車が走るようなアスファルト道ではなく、木々が生い茂る外周のクロカンコースを走る事が多いです。
土や木、石っころなどちょっとした地面の凹凸から伝わる感覚情報は安定して走るために大切です。

またアディスターCSなどの厚底シューズだと軽量化のためにソール底に深い溝を設けて軽量化されています。
その深い溝に土がへばりつく事が多く、不整地には適さないです。

adidasアディスターCSのアウトソール(雨上がりの土の上を走ると深い溝に土がへばりつくことも…)

本来、アディゼロジャパンは不整地を走るためのモデルではありませんが、昨今の各メーカーがこぞって厚底化してくる中で、アディゼロジャパンの厚底過ぎないモデルは一層希少に感じます。

アディゼロジャパン6(特徴の一つであるコンチネンタル ラバーアウトソール)
アディゼロジャパン6の特徴の一つであるコンチネンタル ラバーアウトソール。溝も深くないので、地面の感触も感じやすい。それでいてしっかりグリップする!


アディダス  アディゼロ ジャパン8

アディゼロジャパン8も7の流れを受け継いだモデル

2023年、最新作のアディゼロジャパン8が発売されました。
アディゼロジャパン8も店舗で早速見てきましたが、基本的に7の流れを受け継いだデザイン(重量も27cmで215gと一緒)で、6から7のアップデートほどのはありませんでした。

6〜8のサイドを比較してみます。

アディゼロジャパン6
アディゼロジャパン6
アディゼロジャパン7
アディゼロジャパン7
アディゼロジャパン8
アディゼロジャパン8

ヒールカウンターも8は7と全く一緒のデザインでグニャグニャしています。
全体的にメッシュ素材が多く使われており、1gでも軽いシューズを求めるシリアスなエリートランナー向けのモデルのような印象です。
懸念される7のアッパーサイドの破れ問題は対処されているのか気になるところですね。

またヒールも1mmほど高くなっています。

  • アディゼロジャパン6〜7:ミッドソールドロップ:8 mm(ヒール:27mm / 前足部:19mm)
  • アディゼロジャパン8:ミッドソールドロップ:8 mm(ヒール:28 mm / 前足部:20 mm)
  • アディスターCS(参考):ミッドソールドロップ:6mm (ヒール:37 mm / 前足部:31 mm)
アディゼロジャパン6
アディゼロジャパン6のアッパーサイドは500km走っても全く破れる気配なし!(※写真は新品をおろしたときに撮影したものです)

【あとがき】ランニングシューズ難民にならない方法

僕はランニングシューズを新調する毎に何かしらの違和感やトラブルを抱えてきました。
その結果、ランニングシューズ難民になることもしばしばです。

どうしても何百キロも走り込んできたシューズというのは、自分の体の一部のような感覚となり、それを取り替えた直後は、「なんか違う…」と違和感を感じてしまうのです。

さらに足に普段できないようなマメができたり、足に少しでも痛みを感じたら、新品のシューズでも二度と履かなくなります笑

それなら普段履き慣れて、気に入ったシューズを予備で買っておいた方がお金も時間も節約できます。
(あくまでも予備です)

アディゼロジャパン6

スタメンシューズは何足か持ちつつルーティンで回しながら、自分のお気にい入りの一足が見つかったら、安くなったタイミングで追加購入しておくのは悪くない選択かなと思います。

僕にとってそれはアディゼロジャパン6はまさにそれです。
この予備を使い切るまでに次のスタメンシューズを見つけたいところです。
ちなみに今のところ、HOKAのクリフトン9が有力候補です。
ヒールの高さが35mm(フォアフットは27mm)と、アディスターCSよりは厚底ではなく、デザインも履き心地もGoodでした。


HOKA CLIFTON9

ジョグ用として足をサポートしながら、楽しく走れそうなシューズです。

ただやっぱりコスパから行くと同じadidasのアディゼロSLがデイリートレーナーとしておすすめです。
アディゼロSLのレビュー記事もまとめましたのでどうぞ!

アディゼロSLレビュー!ボストン12やアディオスプロ3と比較

ではよいランニングライフを!


【PR】日本人の足の形状に合わせて研究開発されたO脚・X脚インソール

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください