【一人旅】長野竜王スキーパークと湯田中温泉/東京から電車で行けるよ
コロナ禍での旅のトレンドは感染リスクが少ない一人旅にシフトしてきています。
スターツ出版株式会社の調査によると、コロナ禍において一人旅をしたくなったと回答した人は61%とコロナ禍前と比較するとこの割合が増えている結果でした。
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001368.000000607.html
今回から一人旅シリーズとして、おすすめの旅先をご紹介していこうと思います!
第1回目は冬にぴったりな長野の小さな温泉郷と絶景スキー場です。

この記事の目次
2泊3日で冬の長野を満喫!竜王スキーパークと湯田中温泉の一人旅プラン
今回の旅先は長野県湯田中温泉です。
湯田中温泉の開湯は約1350年前とされ、長命長寿の湯として、松代藩の真田氏をはじめ、俳人小林一茶など多くの人たちに愛されてきました。
小さな温泉街で観光客で混雑していることもなく、リラックスできるので僕は毎年1回は必ず湯田中温泉に宿泊して、周辺のスキー場とセットで一人旅をしています。
1日目
- 午前:東京駅から湯田中温泉に移動
- 正午:長野駅の大型商業施設「MIDORI」のお蕎麦屋さんでランチ
- 午後:スノーモンキーパーク(地獄谷野猿公苑)を観光(湯田中駅よりバスで15分)
- 夜:「一茶のこみち 美湯の宿」で日帰り入浴
2日目
- 朝:竜王スキーパークでスキー&スノーボード
- 正午:絶景のソラテラスカフェでランチ
- 夜:「よろずや」で日帰り入浴(※)
※後述の提携している宿泊施設で日帰り入浴券の事前購入が必要(直接行っての日帰り入浴はできません)
3日目
- 朝:「よろずや」で日帰り入浴(朝と夜で男女入れ替え制で、違うお風呂を堪能)
- 午前:長野駅に移動し、善光寺とその周辺観光
- 午後:長野駅から東京駅に移動
- 夕方:帰宅
東京から湯田中温泉へのアクセス
東京から新幹線とローカル鉄道だけで湯田中温泉に行けます。
- 所要時間:最短2時間50分
- 交通費:9,730円(片道)
- 行き方:東京駅→(北陸新幹線)→長野駅→(長野電鉄)→湯田中駅(湯田中温泉)
実際に上のプランで一人旅をするとこんな体験ができます
1日目〜東京から長野・湯田中温泉とスノーモンキーパークへ
初日はまず東京駅から北陸・長野新幹線で長野駅に向かいます。
僕は毎回、えきねっとを利用して1ヶ月前に新幹線チケットを購入しています。
指定席が35%OFFの片道4,140円で購入できるので、とてもお得です。

軽井沢の周辺まで来ると遠くに雪化粧をした山々が見えてきます。

東京駅から長野駅に到着しました。
所要時間は1時間20分くらいです。
長野駅前は整備されていて都会でした。
早朝からスタバもオープンしているので、待ち時間にも最適です。

長野駅から湯田中駅までは長野電鉄に乗り換えます。
特急列車もありますが、普通列車でも1時間ちょっとで行けます。
片道1,290円(特急は+400円増)

長野は本当に山々が大きくて綺麗です。
さすが日本百名山の多くを有している県です。
ローカル鉄道でゆったり移動するのも楽しいです。
長野電鉄は学生やお年寄りなど地域に根づいた生活路線という感じでした。

湯田中駅に到着しました。
この昭和の面影が残る温泉街がたまりません。
駅前にはコンビニのローソンが1軒あります。
食事処も何軒かありますが、コロナ禍で休業しているお店も少なくありませんでした(特に夜は営業している店が皆無)

毎回、決まって宿泊しているのがZENホステルです。
ドミトリータイプで1泊3,500円で宿泊できます。
スキー客も多く、施設も広々としています。
リビングには薪ストーブもあります。
ここにはソファも沢山あり、夜ここで火を囲みながら読書をする時間は至福のひとときです。

湯田中駅からはシャトルバスでスノーモンキーパークまで15分で行けます。
(バス停からお猿さんがいる温泉までは多少歩きますが…)
よく外国人向けの日本観光パンフレットとかに掲載されている有名なところなので、コロナ禍前は大勢の外国人観光客で溢れていました。
2日目〜絶景の竜王スキーパークでスノーボード
2日目は竜王スキーパークでスノーボードを満喫します。
竜王スキーパークまでは湯田中駅から無料シャトルバスで15分ほどで到着します。
世界最大級のゴンドラで標高1,770mの山頂にあるソラテラスカフェまであっという間に行けます。
ここからの眺めは息を呑むほどの360度の絶景パノラマを堪能できます。
さらにゴンドラ山頂駅からリフトに乗り換えて、スカイランドエリアに行きます。
竜王スキーパークは晴天に当たることが多く、この日も美しい雪景色でした。
前日に降った粉雪が風で吹き飛ばされて、時折ダイヤモンドダストのようにキラキラと輝きます。
コロナ禍ということもあり、週末の晴天日でもこの静けさ…
こちらは竜王名物の木落コースです。
最大傾斜36度というパウダーなら最高のコースです。
標高差1,080mのロングライドを楽しめます。
※こちらは上級者専用かつヘルメット着用必須のコースです。
いやー凄い斜度と絶景コースです。
スノーボードのコブは苦手です。
コース中盤から終盤にかけては天然のハーフパイプが続いており非常に楽しいコースです。
3日目〜よろずや桃山風呂と長野・善光寺と周辺の観光
最終日の朝は湯田中温泉のよろずやの桃山風呂に行きます。
個人的にこの桃山風呂の雰囲気は今まで行った日本全国の温泉の中で一番好きです。
写真は撮影できないので公式サイトの画像を引用させていただきます。
公式サイト:湯田中温泉よろずや
こちらは日帰り入浴は受け付けていませんが、ZENホステルで予約&入浴券(1回700円)を購入することで宿泊しなくても入浴可能です。

湯田中温泉を堪能したら長野市内に戻ります。
長野と言えば生涯に一度は参拝したいと言われている善光寺です。
長野駅から2kmほどの位置にあり、徒歩でも周辺観光しながら移動できます。

善光寺前にはスターバックスのリージョナルランドマークストアである「信州善光寺仲見世通り店」もあります。
店内は2階建てになっており、和風な落ち着きのある雰囲気でした。

近くで見ると非常に大きくて迫力があります。
日本最古の仏像といわれる一光三尊阿弥陀如来を御本尊とし、創建以来約1400年の歴史を持つ善光寺。宗派の別なく誰でも分け隔てなく受け入れる庶民の寺として、国内外から多くの参拝者が訪れています。
引用元:https://www.nagano-cvb.or.jp/modules/feature/00005
遠くても一度は訪れたいと言われている善光寺。
日本でも有数のパワーポットでもあり、本堂の中には触ると病が治るとされる尊者像が迎えてくれます。
スノーボード帰りで腹ペコなので、帰りは長野駅にある「グリル・ザ・ブッチャーNAGANO」のハンバーグランチを毎回食べます。
200gのハンバーグと味噌汁、サラダ、ライスorパンがついて税込み1,000円で食べれます。
+100円の大盛りライスがガチの大盛りなのが嬉しい!お腹いっぱい食べられます。
湯田中温泉への一人旅で安く泊まるなら「ZENホステル」をおすすめする理由
湯田中温泉のゲストハウス(ドミトリー)はZENホステルが一番評価が高いです。
コロナ禍前からも毎年利用していますが、当時は実にインターナショナルな雰囲気でここは日本かな?と思えるほど、日本人の僕が圧倒的アウェイでした笑
コロナが流行してからは、毎年スキーシーズンの週末でも宿泊者は数えるほどでとても落ち着いています(ここだけではありませんが…)
ZENホステルはドミトリールームで1泊3500円でリーズナブルです。
また老舗温泉旅館の「よろずや」と提携しているので、日帰り入浴券(700円)も購入できます。
※今は1回に「よろずや」に行ける人数が3人までと制限されているので、グループの場合は注意が必要です。
ZENホステルは湯田中駅から徒歩5分でアクセス抜群で、近くにコンビニもあり立地も最高です。
受付の男性スタッフの対応も素晴らしいです。
唯一、不満があるとするなら、館内やベッドルームも含めて冬場は寒いです。
(廊下などファンヒーターをガンガンかけてくれているのですが…)
でも、ロビーのところには薪を使った暖炉があり、そこは暖かく、薪ストーブの暖かい火を観ているだけでリラックスできます。
夜はここで読書をして過ごしましたが最高でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
湯田中温泉の良さは3つです。
- よろずやの「桃山風呂」
- 湯田中駅からシャトルバスで複数の人気スキー場(志賀高原、竜王)にすぐ行けること
- 車がなくてもOK
体力があれば2日連続で志賀高原と竜王の2つの人気スキー場を制覇してもいいでしょうし、温泉めぐりをしてもいいと思います。
東京から新幹線で気軽に行ける長野の温泉郷で一人旅を満喫してみてはいかがでしょうか。
