【本要約】「週4時間」だけ働く。ニューリッチになる手順と方法

【本要約】「週4時間」だけ働く。ニューリッチになるために必要なこと

今回ご紹介するの「週4時間」だけ働く。(著者:ティモシー・フェリス/翻訳:田中じゅん)です。

本書が伝えたいのは「ミューズ(自動収入装置)を作り出し、仕事も生活もアウトソーシングをフル活用して、NR(ニューリッチ)として幸せに生きよう」というメッセージです。

本書は昨今、話題になっているサイドFIRE的な生き方にも役立つ内容です。
全637ページという分厚い中身から、僕が特に大切だと感じた部分を要約してみました。


「週4時間」だけ働く。


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NR(ニューリッチ)とは?

まず本書の目指しているゴールはNR(以下:ニューリッチ)になることです。

ニューリッチとは端的に言うと「お金と時間と場所から解放され、自分のやりたいこと、やるべきことだけに集中できる超ハッピーな人」です。

人生先送り派、リッチ、ニューリッチの違い

人生先送り派 リッチ NR(ニューリッチ)
お金(絶対収入) お金(絶対収入) 時間(相対収入)
働きたい時だけ自分自身のために働く 大きな企業や組織を作り、大きく儲ける できるだけ手間のかからないビジネスをつくり、アウトソーシングなど自動化の仕組みを活用し、他人に働いてもらう(自身は最大効果が期待できる最小量で働く)
若くして引退することを目指す 物質的にも経験的にも欲しいもの全てを手に入れようとする 自分にとって本当に必要なもの、効果的なことを見極める(20:80の法則)。人生全体を通してリフレッシュ期間やミニリタイアを設ける。何もしなくて良い身分になることを目標としない。何かワクワクするようなことをやっている。
従業員ではなく、上司(管理職)になる。 従業員でも管理職でもなく経営者になる。 従業員でも管理職でもなく経営者になる。

絶対収入と相対収入とは?

ここに労働時間と収入の違うAさんとBさんの2人がいます。

  • Aさん:週80時間働いて年収10万ドル
  • Bさん:週10時間働いて年収5万ドル

絶対収入ではAさんの方が2倍豊かです。
しかし相対収入で見るとBさんの方が4倍豊かです。
ニューリッチは必要なお金を相対収入で考えて稼ぎます。
ニューリッチに共通しているのは、この相対収入が高いことです。
(トップクラスのニューリッチは時給5,000ドルにもなる)

従業員でも残業を減らして生産性を上げることで相対収入はわずかに上がりますが、根本的には経営者や起業家となり、アウトソーシングをして自身の労働時間を減らすことで相対収入を上げていくのが王道のやり方です。

ニューリッチになる手順と方法

起業家や経営者などのビジネスオーナーになることがニューリッチの条件でもありますが、従業員でもそれは不可能ではありません。

従業員におけるニューリッチの一つのゴールは場所(オフィス)からの解放になります。
好きな場所(世界中どこでも)で仕事をしても成果を出せるということを証明した上で、上司や会社にリモートワークの契約を取り付けることで、通勤などにかかるストレスを軽減し、理想とするライフスタイルデザインを実現します。

ここで登場するのがDEALというニューリッチになるためのアプローチ方法です。

起業家、経営者でニューリッチになる手順
D:定義→E:捨てる→A:自動化→L:解放
従業員でニューリッチになる手順
D:定義→E:捨てる→L:解放→A:自動化

それぞれ詳しくご紹介します。

D: definition (定義)

・ニューリッチになるための新しいルールを知り、コースを修正する。

・ほしいもの、なりたいこと、やりたいこと、必要なコストを明確化させるドリームラインを作成する。

あなたが望むものを定義するドリームラインを作成する

まずは週5日間、9時-17時労働するというルールを取り去るところから始めましょう。

広い世界に目を向けると好きな場所に住みながら週4時間だけしか働かずに必要十分なお金を稼いでいるニューリッチが沢山存在します。

そんなことは自分には非現実的なことだ…と思う人がいる一方、非現実的なことだからこそ、大きな情熱が体の中から沸き起こり、現実にしてしまうパワーになると著者は伝えています。

その上で最初に明確化しておきたいのが、ドリームラインです。
多くのニューリッチは、このドリームラインを作成しています。
ドリームラインとは、3ヶ月以内と6ヶ月以内にほしいもの、なりたいこと、やりたいこと、必要なコストを全てまとめた表です。

ドリームラインのサンプル
ドリームラインのサンプル

ドリームラインを作成することで、あなたの夢を実現するために必要なアクションと目標収入と支出が決まります。
期間を3ヶ月と6ヶ月にしていることには理由があります。

ドリームラインを3年先などに設定するのは長すぎて後回しの理由になります。
ドリームラインは夢で終わらせないために、今日の今すぐ取り掛かれる事が非常に重要であると著書は伝えています。

E: elimination(捨てる)

・時間管理という考え方は古い。全てにおいて効果的ではないものは捨てる。

生産性が向上する2つの法則の相乗効果

  1. パレートの法則:仕事を重要なことに制限すると、仕事時間が短くなる。
  2. パーキンソンの法則:仕事時間を短くすると仕事自体が重要なことのみ制限される。

パレートの法則

世の中の事は概ねパレートの法則(80:20の法則)が当てはまります。

自分に関わること全てそれを当てはめる事ができれば、重要な2割だけに時間と労力をさくことで、時間を手に入れながら成果を出すことができます。
特に仕事は2割の働きが8割の成果を生むと言っても過言ではありません。

では次はパレートの法則を用いて、自己分析して人生で望むものと望まないものを明確化にしてみましょう。

何の20%が自分のネガティブ、不幸、問題、課題の80%を引き起こしているのか?

※以下内容は僕の一例を載せてみました。

  • ニュース全般
  • 他人との距離感や騒音、満員の通勤電車
  • 突然入るやりたいくない仕事、依頼
  • 病気や怪我

何の20%が自分が望んでいるポジティブ、幸福、富、結果の80%をもたらしているのか?

  • 早起き
  • 運動(ランニング・筋トレ)
  • コーヒー
  • 米国株による長期投資
  • 読書とブログ執筆
  • 旅(世界一周、自転車とキャンプ旅)
  • 新しいチャレンジ、挑戦(サーフィン、トレラン、マラソンなど)
  • 美味しい料理
  • 勉強(英語、IT)

パーキンソンの法則

与えられた時間、割かれた時間に応じて複雑なものへと膨れ上がります。
例えば以下の質問に自問自答してもいいかもしれません。

  • 忙しくない時は忙しそうにするために、意味のない複雑なことをして仕事をしている風を演じていないか?
  • 成果とは程遠いことに対してあえて時間をかけて複雑なことをしていないか?

人は締切が24時間しかなければ、それに間に合うよう最もインパクトのあることに集中します。
結果として不要なものや工程は省かれ、全てがシンプルになります。

パレートの法則とパーキンソンの法則を用いた生産性を向上させる具体的なアプローチ

会議をひらかない&欠席する

会議は問題を明らかにするためにするべきではない、前もって明確化された問題や議題に対して決定を下す時のためだけに実施しましょう。

著者は会議を減らことを強く意識しています。

会議を減らすための秘策として役立つ「子犬を売るためのセールストーク」

子犬が欲しい人は継続的に飼うという責任と生活が変わる事に大して不安をいだく。
だから───「子犬を買ったらもう二度と長期バカンスもできないし、毎日散歩につれていく生活になりますよ」ではなく、「一度家に持ち帰って、もし気が変わったら返していただいて大丈夫です」ということで心理的ハードルが下がり提案が受け入れやすくなる。

会議に対しても「会議なんて無駄だし、もうこの会議は二度とやめましょう」ではなく、「今日は忙しいので欠席させてください、資料はしっかり目を通して理解しておきます。」これなら通る可能性も高まります。
一度その事例ができれば、頻度を増やして自然にフェードアウトしても良いかもしれません。

これは逆に会社や上司から「今日だけは残業お願い!」と言われて受け入れれば、今日だけでは済まない話になるのと一緒です。

バッチ処理方式

プリンターでオリジナルデザインのTシャツを30枚印刷する場合と1枚印刷する場合では、その時間的コストはほぼ変わらない。なぜならセットアップ(準備や作業着手にかかる心理的ギアの切り替えなど)にかかる時間が多く存在するからだ。

バッチ処理方式はいわば、同じ内容の作業をまとめて一度に実施することです。
少量の異なる仕事を細切れにやるよりも効率が良いです。

例えばバッチリ処理で効力を発揮するのがメールチェックやチャット、LINEの返信です。
1日に10回確認してこまめに返信するよりも、1日に2回だけ確認してまとめて返信する方が、時間が分断されずにバッチ処理がかかるため、時間的コストが抑えられます。

同じカテゴリ、グループ化できる仕事はまとめて大量に実施してみましょう。

A: automation(自動化)

・仕事も生活もアウトソーシングをフル活用する。

・真にニューリッチになるために一番必要なのは自動収入装置(ミューズ)を作ること。

自分がワクワクしないことは全てアウトソーシングしよう

今は仕事から家事代行(洗濯、掃除、食料品の調達・配達など)など自分以外の誰かにアウトソーシング(外注)することができるサービスが沢山あります。
例えば生活の中で自動化できるものを探してみましょう。
まず、自分の1日の時間の中で何に費やしているのかを可視化します。
次に、最も多く時間を費やしているものから、アウトソーシングして減らしていきます。

例えば食事の準備に時間がかかっていたら、ネットスーパーなどを利用する、ランチは宅配サービスを利用するなど。
最後にアウトソーシング自体も自動化します。
毎月、決まった曜日に同じ食料を届けてもらいましょう。

仕事を例にするならアウトソーシング先にもルールや権限を渡すことが有効です。
一々細かな問題が起きるたびに、こちら側に意思決定を求めさせないことで、あなたは余計な時間コストを払う必要がなくなります。

例えば100ドル以内で問題解決する場合は、現場判断で処理しても良いなどの権限を渡すなどです。

ニューリッチになるために、アウトソーシングスキルは非常に重要です。
理由は簡単で、自分がやる必要のないことを代行してもらうことで、よりワクワクすることや効果が見込めるものに、あなたのエネルギーを注ぐことができるからです。

ニューリッチになるために必要なミューズとは?

ミューズとは「自動収入装置」のことです。

自動化された個人ビジネスや、少ない手間で大きく儲けることができるものがそれにあたります。
著者の場合、栄養食品のインターネット通販サイトを立ち上げたことが始まりとして紹介されています。

インターネット通販事業は比較的アウトソーシングしやすいビジネスモデルです。
それこそ1人でも1億円を売り上げる個人ECオーナーもいます。
ただし、当時と今とでは全く市場環境や戦い方が異なり、ゼロから個人が参入して勝てるほど甘くはありません。

また本書で書かれている細かなサービスやツールは最新とは言えず、全て鵜呑みにするのは危険かと思いました。
考え方としては、在庫を抱えない、利益率の高いビジネスをまず探して、その中から自分にあったものをコツコツやっていくことから始めると良いです。

仕組みができたら、あとはアウトソーシングして自動化させることでミューズは完成します。
これを実現させる事が一番難しいところではありますが、ミューズなくしてニューリッチにはなれないので、色々チャレンジするしかないです。

例えばミューズになりえそうなビジネスモデルを挙げると…

  • ECオーナー(Amazonや楽天でOEM商品を売る)
  • 情報ビジネスオーナー(ブロガー、YouTuberになりコンテンツを売る)
  • プラットフォーマー(アプリやWEBサービスを開発して、特定のユーザーのニーズや問題解決をする)

本書ではインターネット通販事業における、リスクを排除した初動での戦略やテクニックなども紹介されています。

  • 最初は商品を作らずに雑誌やPPC広告でドライテストをして市場の反応を見る
  • 特別で高級なイメージを作り、競合より高価格で売る(少ない顧客から高い利益を目指す)

著者の手間をかけずに儲けるための戦略やビジネスヒントが満載なので、興味のある方は本書を読んでみてください。


「週4時間」だけ働く。

L: liberation(解放)

・オフィスから姿を消す(従業員だとしても、会社や上司からリモートワークの契約をとる)

・ミニリタイアメントする

仕事から解放された先にある喪失感

仕事から解放されると何が起きるか?ほぼ誰にでも起きるのが「喪失感」である。
会社という部族社会の中だけ生きている場合、自分自身の存在価値や存在意義がゆらぎ、社会的孤立さえも味わう。

解放後の喪失感を埋めるため人生に加えるものは「学び」と「奉仕」

人は自由を求めますが、たとえ自由を手に入れ、それを味わい尽くしたとしても満足することはできません。

世界旅行も3年も続ければ、やることはなくなります。

永遠にカリブ海のクルーズ船でカクテルを飲み続けることや、セレンゲティ国立公園でサファリをすることが幸福であるとは限らないからです。

おおよそ多くのニューリッチが解放後に行き着く拠り所は2つとされています。

  1. 「学び」
  2. 「奉仕」

例えば、ただ世界旅行をするのではなく、その国の文化や語学を学びます。
成長する喜びは達成感や充実感をもたらしてくれます。
生きていく上で、いくつになっても学び続けることが心の拠り所になります。

次に奉仕です。
奉仕とは広く他者に貢献することです。

例えば、あなたが音楽を奏でることができれば、誰かに1曲弾いてあげて喜んでもらう───楽器が弾けなくても話を聞いてあげる、自身の行動を他者に伝染させ、よりよい道への道標となってあげる、慈善事業に寄付をする───

他者に役立てていることは自分自身の存在意義が強くなり、よりよい人間へと自身を向かわせる原動力となります。

最後に───「有名なメキシコの寓話」

メキシコの小さな漁村の漁師は朝、漁に出かけて必要な分の魚を釣ってくる。
その様子をみたアメリカから来たMBAを取得している男性が漁師に言った。
「もっと漁をして沢山取れれば、より沢山のお金が入り、船団を従え、缶詰工場を作り、株式公開をして、億万長者になれる」と。
漁師は「それができるまでに何年かかるか?そしてその後、何をするのか?」と聞いた。
男性は「25年くらいはかかる。億万長者になったらリタイアして、小さな漁村に引越し、朝寝坊して、家族と朝食を食べ、子供と遊び、村でワインをちびちび飲み歩き、好きなことをすれば良い」という。
───漁師はその生活をすでにしていたのだった。

ニューリッチは全てを手に入れることできないことを理解してます。

自分にとって何が幸せであり、ワクワクするのか?を明確にした上でDEALを実践することで、週4時間だけ働くことが可能になります。

著者は本書の中で「人生は楽しむためにある」と締めくくっています。
自分自身に満足できることは一つのゴールなのかもしれません。

続きは本書をご覧になってください。


「週4時間」だけ働く。


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