世界一周後は東京に住もう!旅好きの人が東京に住む7つのメリット
僕は世界一周から帰国後、東京で暮らしています。
かれこれ5年目になります。
1年間にもおよぶ世界一周が終盤にかかった時から、「帰国後は何をしよかな?」と迷っていたのですが、帰国3ヶ月後にはお世話になっていた方の縁で東京のIT企業で働くことになりました。
でも当時の東京のイメージは…
- 満員電車
- 人混み
- 忙しい
などネガティブな要素もありました。
しかし、あらためて東京に住んでそのメリットを大きく感じたので今回まとめてみます。
この記事の目次
旅好きな人に多い共通点
まず旅好きに共通する特徴をみてみましょう。
- 一箇所に居続けることに飽きる
- 常に刺激のある環境を求めている
- 都会も自然も好き
- 色々な出会いも大切
- 旅のためのお金も大切
- 日々成長したい
実はこれらの特徴を持つ旅好きな人が東京に住む事で得られるメリットは沢山あります!
その7個のメリットを見てみましょう。
1.ハブ空港&ターミナル駅があるので、いつでもどこでも国内外へコスパよく行ける
まず東京は日本と海外の玄関口です。
羽田と成田の2つの国際空港があります。
新幹線駅も東京駅、品川駅、上野駅と3つの駅が利用できるので便利です。
実際、東京に引っ越してから羽田空港を利用して国内旅行に沢山行くようになりました。
ANAの「今週のトク旅」やJALの「どこかにマイル」も羽田からだと選択肢が非常に多いです。
また便数も多いので時間などスケジュール調整しやすいですし、早朝でも始発の電車に乗っていけば前泊する必要もなく、格安便で旅行を楽しめます。
旅好きの人にとって東京はコスパもタイパもいい街です。
2.東京自体が世界的な観光都市であり見どころやイベントが豊富
GWなど長期連休に「どこか遠くに行きたなぁ〜」と思うことがありますが、考えてみれば東京は世界的な観光都市です。
今、東京には国内外から旅行者が押し寄せています。
そして都民は実はスカイツリーや築地場外市場、明治神宮、皇居外苑、東京ミッドタウン、井の頭公園などメジャースポットに行ったことがない人も多いです。
これらの有名な観光スポットにお出かけするだけで結構楽しかったりします。
あとは音楽イベントやお祭り、美術展など、調べてみると数多くのイベントが週末のあちこちで開催されています。
僕は仕事帰りにブルーノート東京(ジャズバー)でコンサートを楽しんだり、上野の国立西洋美術館などに足を運んでいます。
GWにはラ・フォル・ジュルネなどのクラシック音楽の祭典、秋には東京インターナショナルオーディオショーなどマニアックなイベントまで盛りだくさんです。
3.街の発展が早く、次々に新しいスポットが生まれる
都内はあちらこちらで一年中ずっと再開発しています。
渋谷や新宿はサグラダ・ファミリアのごとく永遠に工事している場所もあるくらいです。
都心では日本最高層ビルを有する麻布台ヒルズが完成しましたが、今後も東京トーチなど超大型再開発が目白押しです。
あとは吉祥寺に世界最大と標榜する「モンスター・サウナ」がオープンしたり、練馬の「としまえん」はハリポッターのテーマパークスタジオに生まれ変わったりと、街の広範囲で大小様々な魅力的なスポットが生まれ、常に新陳代謝しています。
4.スーパー銭湯や温泉も関東近辺に無数に点在
東京都内には銭湯が481店舗(令和3年)あります。
スーパー銭湯を含めた温泉施設は東京郊外の隅々まであり、僕も週末のたびにスーパー銭湯を新規開拓して温泉の転地効果で仕事の疲れを癒やしています。
ただ東京都内のスーパー銭湯は値段が非常に高いです。
土日祝日は割増料金を採用しているところが多く、1,000円以下なら安い方です。
たまに地方のスーパー銭湯で600円前後で入れると、メッチャオトクに感じます。
5.海も山も意外と近い!大規模公園が多数あり、実は都会の中でも自然とのバランスも良い
旅好きな人は都会も自然も好きという人が多いと思います。
実は東京に住んでみて、一番意外だったのは自然が多くキレイなことです。
江戸川や隅田川、荒川などの土手沿いは空も広々してて気持ちがいいですし、遠くの富士山とのサンセットも美しいです。
都内には新宿御苑、代々木公園、日比谷公園、砧公園、和田堀公園、小金井公園、水元公園、昭和記念公園など災害時の避難先としても使える大規模公園が多数点在しており都会にいながら自然を感じれます。
また本格的な自然を求める場合、電車で西側(奥多摩方面)に行けば、週末ハイキングなんかも楽しめます。
僕は夏は奥多摩や秩父(埼玉県)にトレイルランニングによく行きますが、熊鈴が必要なほどの自然が残っています。
あと東京五輪でも有名になりましたが、お台場にはビーチもあります。
さすがに泳ぐ気にはなりませんが、レインボーブリッジから見えるビーチと高層ビルのコントラストはちょっと海外のリゾート地のような雰囲気がして好きです。
ビーチを走るだけで気持ちがいいです。
本格的な海を求めるなら、鎌倉・湘南まで行けば相模湾で海水浴やマリンスポーツも楽しめます。
新宿からも電車で1時間半程度なので週末トリップに最適です。
僕は将来的に東京にもアクセスがいい鎌倉・湘南に住みたいと企んでいます。
6.人との出会いが生まれる街
人の多さはデメリットもありますが、メリットもあります。
自分と波長の合う人もそれだけ沢山います。
逆に合わない人と無理に合わせる必要はありません。
例えばランニングなどの趣味のコミュニティも東京には沢山あるので出会いのチャンスもあります。
シェアハウスなどに住めば、外国人との交流も可能です。
僕のシェアハウスにもコロナ明けに外国人が多くやってきた時期があり、日常生活で英語を使うシーンが多く、英語でのコミュニケーションが必要になりました。
たとえ寝ぼけてシャワーをしていても、脱衣場でおしゃべり好きな外国人と出会えば瞬時に英語脳に切り替えて、雑談(昨日の出来事や今日の予定など)を英語でコミュニケーションするので、良いトレーニングになります。
語学以外にも仕事や生き方を含めて、人からの刺激や影響は思考や行動に変化をもたらし、成長を促してくれます。
7.賃金水準は日本一。生活コストを抑えれば旅の資金も貯めやすい
最後は旅に必要なお金の面で東京に住むメリットです。
東京都の平均年収(全体)は約455万円です。
ちなみに日本の各エリアの平均年収(全体)は以下の通りです。
- 北海道、東北エリア:373万円
- 北信越エリア:378万円
- 関東エリア:436万円
- 東海エリア:403万円
- 関西エリア:398万円
- 中国/四国エリア:383万円
- 九州エリア:373万円
引用元:https://doda.jp/guide/heikin/area/
エリアによっては実に70万円以上の差があります。
また東京は家賃が高い反面、車が必要なかったり、スーパーの食材や日用品は地方と比較してもむしろ安い場合もあります。
さらに賃貸物件もQOLを維持しながら安く抑えることが可能です。
- モノがないミニマリスト向けの狭小物件(15平方メートル未満など)
- 家賃3万円台の風呂なし物件(築50年以上だが立地が良かったり)
銭湯、図書館、カフェ、ジムなど街のインフラを利用すれば、快適に暮らせるため住宅は”寝るだけ”と割り切れます。
実際、これらの物件は若者に人気があります。
東京郊外の安いエリアで節約生活しながら高収入の正社員で働くことができれば、旅行資金もすぐ貯めることができますし、FIREを目指している人にもおすすめです。
ちなみに僕も東京で正社員として働きつつ、週末はブログなどの副業をし、さらに家賃を節約したことで、リーンFIRE達成可能な資産を作ることができました。
逆に旅好きな人が東京に住むデメリット
最後に旅好きな人が東京に住むデメリットも挙げてみます。
東京は良くも悪くもビジネスの街で格差がハッキリしています。
競争社会であり、人の数が多いので他者と比較してしまう事もあります。
知らず知らず、自分の本当に大切なモノを見失い、他者が欲しているもの(不動産やビジネスや金銭的な成功や名声など)を自分自身も追い求めて、時間を無駄に消耗してしまうかもしれません。
僕は世界一周をして、街が持つ空気感というのを肌で感じてきました。
例えばハワイやプーケット、パラワンなど南国を訪れると特有の”ゆるい時間”が流れています。
逆にドバイに行った時は「Money is power!」という感じで、いつかはドバイに不動産を買いたい!などと思いました。
街によって醸し出してるオーラというかキャラクターが全然違います。
本当は「南国のゆるい時間の中でのんびり暮らせたら幸せだなぁ〜」と思っていても、競争社会から脱落して周囲が絶えず成長、成功していることに危機感を感じて、自分自身も無理に頑張って本当に得たいモノを犠牲にしてしまうかもしれません。
まとめ〜世界一周から帰国したら、勢いでどこかに引っ越すのがオススメ。
世界一周など長期の海外旅行からの帰国後は一番、行動力に溢れてるタイミングです。
デメリットもありますが、思い切って住む場所を変えしまいましょう。
東京を含む今まで住んだことのない大都市(大阪、札幌、福岡、名古屋など)に引っ越して新たなスタートを切ってみましょう。
旅で得たパワーを発揮する活躍の場がきっとあるはずです。
もし、あなたも行ってみたい場所への引っ越しやノマド的なライフスタイルを望んでいるなら、まず手始めにホテルのサブスクサービスなどを利用するのも手です。
例えばgoodroomは敷金・礼金・審査なしで月額6万円代で東京や大阪、京都、福岡など大都市圏のホテルを明日から自由に宿泊しながら生活できます。