在宅ワークより午前リモート→午後出社が生産性とストレスに良い3つの理由

在宅ワークより午前リモート→出社が生産性とストレスに良い3つの理由

株式会社リクルートが行った「新型コロナウイルス禍における働く個人の意識調査」によると59.6%の人がリモートワーク前になかったストレスを抱えている結果となりました。

引用元:新型コロナウイルス禍における働く個人の意識調査

特にいつでもどこでも連絡が取れるようにしておく必要があり、チャット上でのテキストコミュニケーションでは感情やニュアンスが読み取れないなど、対面以上に神経をつかうことも多いです。

僕が勤務している会社もコロナ感染が広がり、2022年の6月まで全曜日フリーデー(出社してもリモート勤務でも自由)を採用していました。

その間に、色々な勤務パターンを実験して最も生産性が高まり、ストレスが低い勤務パターンはどれか検証してみた結果、辿り着いたのがハイブリッドワーク(リモート×出社)でした。

  • 午前:リモート勤務(在宅など)
  • 午後:出社

今回はリモートワークからのストレス解消にも役立つ、この「リモート×出社」のハイブリッドワークがなぜ生産性とストレスに良いのか3つの理由をご紹介します。

【1】午前は最も集中力が高まるゴールデンタイム!満員電車で疲弊するのは勿体ない!

午前中にリモート勤務をするメリットは、朝の通勤ラッシュを避けることができる点です。
あらゆる研究結果から人がもっと集中力できる時間帯は朝(午前)であるとされています。

一流のビジネスパーソンほど、朝や午前中に脳を使うようなクリエイティブな仕事をする時間と決めています。

仕事のゴールデンタイムとも言える時間帯に満員電車に乗り込み、出社前から心身ともに疲弊する事自体、非生産的です。

例えば11:00頃になれば、都内の電車混雑もかなり緩和され、座れることもあります。
座れなくても、車内のスペースには余裕が生まれます。

ぎゅうぎゅう詰めでは、カバンから本を出して読むことも躊躇しますが、ゆとりがあれば、周囲を気にすることなく本なども読めます。

午前中に仕事して集中力が切れ始めたタイミングで、外出して歩いたり、空いている電車の中で好きな本を読んだりすることで、適度にリセットできます。

移動時間を仕事と仕事の合間のリセットタイムとして活用してみましょう。
※自宅から会社への移動は勤務時間に含まれない場合が多いと思いますので事前に会社に相談しましょう。
どっちにしろリモートワーク時代においても通勤しやすいエリアに住むのはメリットが大きいです。

【2】対面でのコミュニケーションは仕事もアイディアも加速する

オンラインでのコミュニケーションは要件やタスクのやりとりが中心となり、良いアイディアなどが飛び交うことは少ないです(仕組みでカバーすることもできますが、かなり意識して取り組んでいる会社やチームでないと難しい)

対面でのコミュニケーションの方がスムーズですし、その場で話せばすぐに解決することは実際多いです。

一方、相手の感情が読み取りにくいテキストでは、伝える双方で感情表現を取り入れたテキストやアイコンなど配慮する必要があり、一日中チャットをしているなんてことも珍しくありません。

午後から出社したら、対面コミュニケーションを増やすことで、抱えている問題や案件を一気に加速させ、翌日の午前は自分だけの業務に集中できるよう段取りしておくことが生産性をあげるコツです。

【3】オフィスというセカンドプレイスの価値

場所や環境には適してい用途が決まっています。

  1. ファーストプレイス:自宅
  2. セカンドプレイス:オフィス、学校
  3. サードプレイス:カフェ、バー、ジム、地域のコミュニティ

子供の頃から、1日のうちに色々な場所を行き来して生活をしてきました。
それがコロナが広がってから、移動が途絶え、1日の多くの時間を自宅で過ごすことになりました。

自宅はあくまでも「くつろぐための場所」です。
オフィスや学校は「仕事や勉強するために、最適化された場所」です。

大勢の知らない人が集まる、スタバなどのサードプレイスにお金を払って行くなら、”タダ”で行けるセカンドプレイスであるオフィスを活用しないのは勿体ないです。

会社員には個人では借りることができない高額な賃料を会社が負担して払っているオフィスというセカンドプレイスが用意されています。
もちろん、オフィスに行けば気に食わない人もいるでしょう。
その一方で気心をしれた人もいるはずです。

僕の会社のオフィスは最先端のビルではありませんが、コーヒーサーバーもあり、無料でコーヒーが飲めます。
そんな場所には自然と人は集まり、ちょっとした雑談や交流がもてます。

コロナを経験して、単に仕事をする場所としてしか見れなかったオフィスも、今では貴重な交流の場として捉える人も増えたのではないでしょか。

【まとめ】

実際、僕もこのコロナ中で、リモートワークを長く続けてきました。

帰省や旅先からリモートワークをしたこともありますし、それこそ1年以上、海外ノマドワークも経験しました。

短期間で気分転換としてやる分には良いですが、効率が良いかは別な気がします。
遠く離れた好きな場所から働ける夢のようなワークスタイルであると考えていましたが、オフィスにはオフィスの良さもあります。(だからと言って、全員が揃って朝から出社は反対)

一人の時間も大切だけど、適度に人と話したりするのも好きな性格なので、会社の人たちと仕事や雑談含めてコミュニケーションすることで、仕事をする上で信頼や生産性は上がると感じています。

可能であれば1日の中でもリモートワークと出社を組み合わせてみてはいかがでしょうか。

もし、あなたも行ってみたい場所への引っ越しやノマド的なライフスタイルを望んでいるなら、まず手始めにホテルのサブスクサービスなどを利用するのも手です。

例えばhotelpassは敷金・礼金・審査なしで月額6万円代で東京や大阪、京都、福岡など大都市圏のホテルを自由に宿泊しながら生活できます。

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