旅ラン#4 標高1,800m!車山&霧ヶ峰→白樺湖一周20kmトレランコース
旅ランは初めての土地を走り、自分の足だけで駆け抜ける最高にエキサイティングな体験です!
本記事では温泉×グルメ×ランニングを全部一度に堪能できる、日本全国のおすすめの「旅×ランニング」コースをご紹介します。
第4回目は長野県の車山高原と霧ヶ峰から白樺湖一周までの旅トレランです!
標高1,800mの霧ヶ峰エリアはどこを走っても素晴らしい絶景で、日本の山では珍しい一面の草原トレイルランニングが楽しめます♪
白樺湖(1周3.8km)はゴムチップのランニングコースが整備されており準高地トレーニングにも最適です。
実際、大学駅伝チームの合宿地として人気があります。
この記事の目次
車山&霧ヶ峰→白樺湖一周20kmトレランコース
トータルで20kmほどになります。
スタート→JR茅野駅→車山高原(バス停)→車山高原(展望リフト)→車山神社→コロボックルヒュッテ(レストラン)→霧ヶ峰高原→鎌ヶ池→八島ヶ原湿原→ゼブラ山(男女倉山)→北の耳→南の耳→車山乗越(分岐点)→ビーナスライン→白樺湖一周
旅の起点は長野県茅野市にある「JR茅野駅」です。
駅自体が標高790mに位置しています。
JR茅野駅(⻄⼝③番乗場)から車山高原まではアルピコ交通の路線バス(白樺湖・車山高原線)で行けます。
JR茅野駅から車山高原までの路線バスで行く場合
- 所要時間:片道1時間
- 片道運賃:1,800円
- アルピコ交通(白樺湖・車山高原線):https://www.alpico.co.jp/traffic/local/suwa/shirakabako/
東京からJR茅野駅までは「特急あずさ」(JR新宿駅⇔JR松本駅)を利用すれば日帰りも可能です。
JR新宿駅からJR茅野駅までは最速2時間1分です。
写真付きでランニングコースをレビュー
スタートはJR茅野駅前のバス停からです。
バス待ちの混雑が前回来た土曜日(雨)の比ではなかったです。
快晴+日曜日はマジでヤバいです。
バスも本当にギリギリ乗れるかって感じ少し焦りました。
たぶん1台で50人くらいは乗車しました。
片道1時間なので、立ちっぱなしの場合は結構キツイと思います。
バスで白樺湖を経由して車山高原へ。
ここからは山頂までリフトで行けます。
時間の節約を考えてリフトにしましたが正解でした。
夏山をリフトで駆け上がる爽快感は、また格別です。
車山高原の山頂付近は登山客も多く、また登山道はゴロゴロとした石なので非常に走りにくいです。
ここは周囲の登山客に合わせて歩いた方がいいと思います。
コロボックルヒュッテに到着すると、ここも大混雑でした。
ボルシチスープなど美味しそうだし、スイスの山小屋のような雰囲気でした。
ではいよいよ霧ヶ峰トレランをスタート♪
途中でいくつか分岐があり、物見山の山頂は目指さず、物見山を左回りでグルっと迂回して走ります。
登山客は物見山の山頂を目指すので、迂回ルートは人気がいないので快適に走れます。
そして360度どこを見ても絶景でした。
本当に後ろも前も横も…どこを見ても最高の景色!
「すげー綺麗!」と思わず声に出すほど綺麗でした。
やっぱり、こういう場所をたくさん走りたいな!って思います。
木板も整備されていますが、基本的に走る負荷には耐えるようにつくられていないので、走ったり歩いたり。
八島ヶ原湿原まで来ると、遠くの方まで草原と山々が広がるダイナミックな景色が堪能できます
ただし、八島ヶ原湿原からゼブラ山に向かう分岐点が分かりにくかったです。
ビジターセンターで聞いた分岐点に向けて走っていたのですが、完全に通り過ぎた感じがしました。
そこにガイド腕章をつけていたの叔父ちゃんに道を聞くと丁寧に教えてくれて助かりました。
昔、使っていた古いトイレ施設(その方は「広場」と言ってましたが、自分は「広場」には見えなかった笑)の先にある獣道からゼブラ山に行けるというこで、完全に見落としていました。
あと、この叔父ちゃんの人間力なのか、すれ違う登山客の人たちに元気いっぱい「こんにちは〜!!」と明るく挨拶するので、お互い元気に挨拶できてそれだけで気持ちが良かったです。
ありがとうございました!
「広場」からゼブラ山に続く獣道を登っていくと、さらに人気がなくなりました。
「こんなルートをハイキングしている人なんているのかな?」と思うほどでしたが、ポツポツとすれ違う登山客はいるので少し安心しました。
(逆ルートでゼブラ山→八島ヶ原湿原ルートだと比較的、道がわかりやすい)
ゼブラ山の山頂(標高1,776m)からの眺めも素晴らしいです。
ゼブラ山→北の耳→南の耳はアップダウンがありますが、それほどハードではないので初心者でも軽快に楽しめます。
ルート上にある車山乗越には、白樺湖方面への分岐を示す看板が立っています。
朝、白樺湖をランニングしている大学生たちがいて、とても気持ちよさそう(メッチャ羨ましかった!)ので、僕も白樺湖一周ランをやってみようと思いました。
白樺湖まで降りるルートは本当に誰もいなくて、完全に一人の世界です。
美しいビーナスラインを眺めながらのダウンヒルが楽しめます。
白樺湖はゴムチップ舗装のランニングコースが整備されていて走りやすいです。
諏訪湖に比べると1周3.8kmであっという間の一周です。
ただし、ここは標高1,400m!
準高地練習として駅伝強豪校が合宿をすることでも有名で、夕方でも明らかにそれっぽい練習をしている大学生がいました。
ちなみに、僕も旅から東京に帰宅後、いつもの朝ランをした時、ランニングエコノミーが上がったというか、走っていても全く息が乱れず、足も心肺も何も負荷を感じず、まるで瞑想ランのようにラクに走れて、高地で走った効果にビックリしました。
大迫傑選手の書籍「走って悩んで見つけたこと」にも書かれてましたが、高地トレーニング後の5〜6日後のレースで好結果を出す選手が多いということで、なんかすごく納得しました。
僕もフルマラソン前などタイムを狙う時は高地トレーニングを取り入れたいなぁと思いました。
撮影カメラ:RICOH GR2
僕が使っている「最強・旅ラン用カメラ」の最新モデルはこちら!
↓
RICOH GR III APS-Cサイズ大型CMOSセンサー搭載 / ストリートスナップシュータ―
ボケットに入り、片手操作で撮りたい!と思ってから1秒で撮影できます。
スマホにはない大型CMOSセンサーで高画質に旅の思い出を残せます。
このコースのレビュー
- 走りやすさ:★★★★☆
- 日陰の多さ:★★★☆☆
- クロカンの比率:★★★★★
- 景色がキレイ:★★★★★
- 観光スポット:★★★★☆
- グルメスポット:★★★☆☆
- 全体の満足度:★★★★★
コンパクトに1日で充実した旅ランが楽しめる最高のコースです。
高原や湿原を走りながら、遠くには雄大な八ヶ岳連峰を眺めることができます。
東京からも公共交通機関だけで日帰りトレランできるおすすめスポットです!
ちなみ僕は今回の旅ランは3泊しました。
前日は諏訪湖周辺、この日は車山高原&霧ヶ峰ラン&松本市で宿泊、翌日は松本市から上高地でのトレランです。
また続きは次回アップします。
旅ランから普段のお出かけランまで、あると便利なランニング・ギア
僕が実際に日本中を旅ランして必ず持参する厳選ギアをご紹介します。
Adidasの軽量&大容量バックパック
バック底にはシューズ収納スペースもあり。
旅用バッグにもオススメです。
[アディダス] EPSバックパック 40L BU238 ブラック(H64806)
ウーフォスのリカバリーサンダル
旅の移動中やリラックスしたい時などランニングシューズとは別にコレが1足あるとメッチャ快適です!
[ウーフォス] リカバリーサンダル OOriginal ブラック
トリガーポイントのマッサージボール
旅先でのランニングはつい走りすぎるので思わぬ故障に注意!
旅ラン後も携帯に便利な小型サイズのトリガーポイント・マッサージボールで筋膜リリースしましょう。
腸脛靭帯炎や足底筋膜炎などの予防・改善にオススメです!
[トリガーポイント] マッサージボール MB1(直径6.5cm)
ドイツブランドのLedlenser・LEDヘッドライト
ナイトランや夜間作業などアクティブの幅が広がります!
[Ledlenser] LEDヘッドライト NEO5R ブラック 連続点灯35時間
Anker Nano Power Bank
重量99gのAnkerの超小型軽量モバイルバッテリーです。
ケーブル不要で直差しできるのが便利です。
1日行動する時など、これ1台あればスマホのバッテリー問題は解消します。
「こんなサイズ感のバッテリーが欲しかった!」をまさに叶えてくれた旅ラン向けギアです。
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