旅トレラン#11 北海道の羊蹄山〜真狩キャンプ場でテント泊

旅トレラン#11 北海道の羊蹄山〜真狩キャンプ場でテント泊

北海道一周の自転車キャンプ旅中に羊蹄山をトレランしました。

真狩キャンプ場でソロテント泊をしてからの朝イチスタートです!
季節は9月で羊蹄山の山頂はちょっと寒かったです。軍手や手袋があると良いかもしれません。
一度は登ってみたい日本百名山の一つ、北海道の羊蹄山のハイキング(トレラン)の感想を写真とともにお届けします。

往復8時間にビビりながら登山開始

7:45から登山スタート。

足取りは少し重い。はっきり言って7日も連続して自転車を毎日100km以上も走ってきたのだから、当然疲労は蓄積している。腰も膝も多少の不安はある。しかも今回はトレランシューズではなくKEENのサンダルだ。

何もかも不安ではあった。登ることはできても下山できるだろうか?脚や膝に激痛が走ったらどうしようか?などと色々な雑念が浮かぶが、とりあえず前に進み登る。

やがて1合目の看板が見える。前日のリサーチだと10合目まである。しかも真狩コースは公式では獲得標高1600メートル、往復距離13キロ、往復8〜10時間以上かかるらしい。

そんなにかかると思うと気が長くなりそうだ。自分なら6〜7時間くらいだろうかと少し楽観視してしまう。

またトレランザックには水はボトル2本(1リットル)だけなので、余裕のある量ではない。だから1合目ごとに1口、山頂で1本ボトルを開けるような配分で飲んだ。フリースも入っているし食料もあるので、3本目のペットボトルが入らなかった。その分、他の登山者に比べると非常に軽量&軽装だ。

遙か先の山頂に心折れそう

ただ登るのはキツい。正直、トレランのように走って登ったり下ったりは良いけど、ずっと登り続ける独立峰は自分には合わないな、とも思った。険しい坂道を登り続けるのみ!

3合目を超えると洞爺湖まで見通す絶景が右側に広がってきた。ただし羊蹄山の山頂も見えるが、山頂に向けて登っているようには感じない。山の頂が遥かに高く感じる。まだまだ先だ。

6合目、7合目を超えると徐々に山の景色が変わってくる。3合目まではまだ緑の中。登っている時は結構キツいなと思っても、今思えば3合目までは入口のような感じだった。

徐々に道も石や砂利道になり、余計に滑る。登っていて何度も滑りそうになった。下りはこの比じゃないだろうなと思った。

山小屋を過ぎても続く試練、本当の山頂はまだ先だった

山頂に近づくと高山植物や花も咲いていた。険しい登山道に美しく咲く花に癒やされる。そしてついに山小屋への分岐ルートに到着。山小屋は思ったよりも大きくて立派。週交代で2名の管理人がいるそうだ。天候などで下山できなくなった人が緊急で寝泊まりできる避難小屋のようだ。 (水や食料の提供・販売は一切なし)

基本的に羊蹄山は日帰り登山が前提となる。だから早い人は5時には入山する。自分が入った7時半ですら少し遅いくらいだ。

山小屋の分岐を過ぎると「山頂」という標識を見て「もう着いたじゃん!」と一瞬喜んだが、山頂を示す看板だった……。さらに登る……。

するとついにお鉢めぐりができる岩山まで着いた。ここでは一人男性が荷物作りをしていたので聞いたら、本当の山頂は右側の先にある遠くの岩山の上らしい。

本当に一番高い頂きが山頂ポイントだった。ここからはほぼロッククライミング。黄色でマーキングされた○、→、×を目印に進む。全身を使って岩を乗り越えていく。

ようやく人々が集まる山頂らしい場所が肉眼で見えてきた。まだ結構先だなとも思う。あと何個この岩山を登ったり下ったりするんだ。3〜4つくらい?遠い・・・。

ついに頂上へ!キツさが吹き飛んだ瞬間

そしてついに山頂に到着。なぜかそれまでのキツさが一気に吹き飛び、達成感でいっぱい。まさかここがこの北海道自転車一周の旅のゴール地点になるとは、3年前に始めた時は思いもしなかった。

何かに向けて進んでいる時、最終的にどこに到達するかは分からない。ただ前に進んでいる限り、登りたい山も見えてくるし、そこに向けて登ろうと思えば登れてしまう。だから大切なのは、歩みを止めずに常に前に進み続けることだ。

羊蹄山に登頂できたのは、この旅でも一番の達成感だったかもしれない。山登りはキツいが終わった後の達成感は半端ない。周囲のハイカーとも少し雑談をしたりした。最初に着いた時は自分の姿を見て「すげートレランだよ」と言われたが、確かにこんな軽装でトレランで登ってきたら自分もビビる。

結局、登頂まで3時間半で全体を通じても7時間程度の行動時間だった。
トレランと行っても、基本的に走る以下、歩く以上のスピードで登ったという感じだった。

360度の絶景と火口の迫力と、コンビニおにぎりが最高のごちそう

山頂では前日に買ってきたセブンイレブンのおにぎりを2つ(五目おにぎりと日高昆布)と納豆、ミニトマトにラスク、せんべいなど。ほぼ全部食べきった。

山頂と書かれたポールまで登り、360度絶景をぐるりと望む。高所恐怖症には耐えられない場所だろうが、最高の眺めだ。羊蹄山の火口は大きなくぼみになっている。直径700m、深さ200mもある。まさに畏怖の念を感じる大自然だ。

登ってきたキャンプ場や、今回の旅のスタート地点である洞爺湖が遥か先に見える。すべて自力でここまで色々回ってこれたことに大きな達成感を感じた。とにかく最高だ!

軍手があると下山はラクラク

帰路につく。これまでの経験上、上りより下りの方が神経を使う。下りで必要なのは軍手だ。

急な上りを降りる場合、全身を使って降りることになる。場合によっては、手を先について脚で着地する。または草木を掴みながら降りる。しかし素手だと怪我をする可能性がある。

軍手があると、全身を使って下山できるので、転倒リスクも避けられる。

登山道に生えている草木を掴みながらすべらないように降りる。この草は非常に強く、ちょっと引っ張ったくらいでは全く抜けない。きっと他のハイカーも引っ張るだろうから、抜けまいと強く育ってきたのだろう。

思ったより楽に下れたし、そこまでKEENのサンダルも滑らなかった。ゴール手前の2合目付近の白樺の森でしばし森林浴。心地よい風が吹いて、森全体に心地よい風と草木の音が優しく包んでいた。そして登山口に到着!

おばちゃんのリポビタンDと真狩村の絶品カツカレー

無事に帰ってこれてよかった。キャンプ場の受付にいって、おばちゃんと談笑。「どれくらいかかった?」「往復で7時間くらい」と言ったら「やっぱり若いと早いわね〜」的なことを言われた。「でもさすがに疲れました」と言ったら、リポビタンDみたいなやつと飴をいただいた。普段、リポビタンDとかは飲まないがせっかくなのでいただいた。羊蹄山を眺めながら飲む一杯は格別だ。

ここからまた5kmほどの距離にある、まっかり温泉に向かう。

ここの露天風呂からはバッチリ、羊蹄山の全体像が拝める。まさにベストビュー。大絶景だ。
マジックアワーで空の色が紫色から紺色へのグラーデーションだ。
今日はあの山頂まで登ったんだと思うと感慨深い。
この真狩村の周辺は富士山のような形をした美しい山が羊蹄山以外にもあり、なんか富士山が連なっているような異世界感だ。

サウナも水風呂も小さいがほぼ貸し切りで非常にリラックスできる。
源泉かけ流し温泉。個人的に今回の旅のベスト温泉だ。

真狩村のお食事処「一ふじ」へ。細川たかし記念館の中にある。店内はとてもオシャレ。ただ場所柄か客の半分くらいは外国人っぽい。しかもローカルな感じ。

ここのカツカレーというか全体的にどのメニューも美味しそうだった。地元のブランド豚を使っているようだ。カツカレーは本当に美味しく、大盛りにしてもらったが、まだ食べ足りないくらい美味しかった。
登山後の腹ペコペコ状態での飯は格別に美味しい。

真狩キャンプ場は利用者も少なく、静かな夜で眠れた。ただし、さすがにちょっと寒い。フリースがあって正解だった。
北海道の秋の夜は場所や標高によって冷えるので9月でもフリースが一枚あると良いと実感。

旅ランから普段のお出かけランまで、あると便利なランニング・ギア

僕が実際に日本中を旅ランして必ず持参する厳選ギアをご紹介します。

Adidasの軽量&大容量バックパック

バック底にはシューズ収納スペースもあり。
旅用バッグにもオススメです。


[アディダス] EPSバックパック 40L BU238 ブラック(H64806)

ウーフォスのリカバリーサンダル

旅の移動中やリラックスしたい時などランニングシューズとは別にコレが1足あるとメッチャ快適です!


[ウーフォス] リカバリーサンダル OOriginal ブラック

トリガーポイントのマッサージボール

旅先でのランニングはつい走りすぎるので思わぬ故障に注意!
旅ラン後も携帯に便利な小型サイズのトリガーポイント・マッサージボールで筋膜リリースしましょう。
腸脛靭帯炎や足底筋膜炎などの予防・改善にオススメです!


[トリガーポイント] マッサージボール MB1(直径6.5cm)

ドイツブランドのLedlenser・LEDヘッドライト

ナイトランや夜間作業などアクティブの幅が広がります!


[Ledlenser] LEDヘッドライト NEO5R ブラック 連続点灯35時間

Anker Nano Power Bank

重量99gのAnkerの超小型軽量モバイルバッテリーです。
ケーブル不要で直差しできるのが便利です。
1日行動する時など、これ1台あればスマホのバッテリー問題は解消します。
「こんなサイズ感のバッテリーが欲しかった!」をまさに叶えてくれた旅ラン向けギアです。


[Anker] Nano Power Bank モバイルバッテリー 5000mAh【MFi認証済/PowerIQ搭載/ライトニング端子一体型/iPhone対応】 ホワイト

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